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台湾“天才プログラマー”デジタル担当相のオードリー・タン氏が次期内閣で留任せず 退任決まる
野嶋 剛ジャーナリスト / 大東文化大学教授
天才的な発想とネットワーキングのスキルを持つタン氏の実力は疑いようながないが、一方で、閣僚として新設されたデジタル発展省の舵取りがうまくできたかといえば台湾社会での評価は厳しい。自由なウエブ環境を信奉するタン氏と、中国の認知戦対策でTikTokなどの規制を求める民進党当局との間には、理念と現実との間で、温度差がかねてから存在し、今年1月の総統選挙での苦戦を受けて、タン氏に留任を求めないという党内世論が形成されていった。残念なのは、デジタル担当の無任所大臣であった時代にコロナ対策などで縦横無尽に発揮された長所は、一つの省の大臣に制約される立場に変えたという適材適所の問題があったことである。
台湾 地震直後の映像 震源は台湾東部花蓮県でマグニチュード7.4を観測
野嶋 剛ジャーナリスト / 大東文化大学教授
震源地となった台湾東部は地震の多発地帯で、フィリピン海プレートが海岸線の手前からユーラシアプレートの下に潜り込む地形になっており、しばしばプレート型の中規模の地震が起ききます。ただマグニチュード7を超えるものは滅多にありません。2018年の花蓮地震には日本の支援隊も駆けつけましたが、マグニチュードは6.3程度なので、今回の規模はその時をはるかに上回ります。1999年9月21日のいわゆる台湾大地震以来の揺れであるとSNSでは多くの感想が飛び交っています。通常東部での地震は、都市が集中する台湾西部の台北・台中・高雄に大きな影響は及ぼさないのですが、今回は台湾全土が揺れた形になっており、花蓮や宜蘭では震度6、台北や台中でも震度5と大きく揺れました。台北の知人の家でも本棚や食器棚から物が落ちるなどの状況だそうです。鉄道などの交通にも影響が出ており、人的被害の有無も心配です。
中国、外国人の支払い困難改善へ キャッシュレス化が障壁に
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