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選手へのSNS中傷相次ぐ 卓球水谷、体操橋本も被害―対策急務・東京五輪
時事ドットコム
岩永 拓也KPMG あずさ監査法人→再生可能エネルギーベンチャー 経営企画部課長/公認会計士(準会員)
誹謗中傷(を言う人間)はこの時代に増えたわけではなく、元々居たものがSNS技術で表出するようになったというだけ。 そしてもともと、人というのは他人を妬んだり、他人の不幸で飯を食ったり、自分と異なる物を排除したり攻撃する一面もある。しかも思いつきで。立場や境遇により自分がなんらか当事者になれば、誰しも発出する一面であって、世界が一部の異常者側とそれ以外に分かれている訳ではない。 そう思うと、SNS時代で新たにこの世界に表出したのは、見ずに済んでいた人間総体がもつ「人間らしさ」の権化であって、それにはなにもサプライズは無く、慣れ親しんだ自分自身の日々の思惑の写し鏡にほかならない…とも言える。そうだとしたら、可愛らしいものだし、自分すらそこにある場面では加担してもいるしで、多少負担がリラックスするのではないか?と思う。 一方でSNSで世界中の人々が極めて低コストでグローバルに繋がれるという、この恩恵は凄まじいもので、そしてその魅力を最大化させるには、我々はありのまま、人間らしいままでなければ面白くないのではないか? 汚い部分も人間の本質であって、そうした面ともバランスを取りながら生きているのが人間。その汚い部分だけ調整弁を閉じてしまうと、他の人間らしさの表出も「ありのまま」ではなくなるのではないかと思う。 いずれにせよ、「取り締まる」という表現には違和感がある。例えば三代欲求を「取り締まる」と言うだろうか?(意味があるだろうか) やるにしても、他の方法でなければいたちごっこ。
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日本のジェンダーギャップ指数120位 過去ワースト2位
毎日新聞
岩永 拓也KPMG あずさ監査法人→再生可能エネルギーベンチャー 経営企画部課長/公認会計士(準会員)
一部の権力ある「男性」の頭が固く、日本の男女多様化を阻んでいるかのような論調もありますが、私は少し違うと思います。 おそらく、我々はあまりに長く「男性社会」の井戸に居すぎて、もはや他の思考様式、価値基準が存在することも認知できていないのではないでしょうか。オリンピックの森会長ご本人も、おそらく何が異常なのかも真に理解できていませんが、そうしたことが多かれ少なかれ、日本中の全ての思考回路に無意識レベルで根を張っているのだと思います。 人は、認知できている枠組みの中でしか思考が展開できない生き物なので、どうにも多様性と言われてもピンとこず、諸外国の様子を見ながら枝葉の論点だけ輸入するのみに議論が終止します。自分らでは多面的に見ているつもりが、全てルーツは男性様式的価値基準、ということになっているのです。 こうなると、内なる改革は望めないので、外の強制力で、数で解決すべきです。強制的に全てのコミュニティ・組織で、人数を強制的に半々にすることで、ようやく従来の組織は「外の世界」を発見できるのではないでしょうか。そしてこれまでの価値基準が全て男性様式であったことに気づき、自らの立ち位置がわかり、課題を正しく捉え、改善にむけ構築できるのではないでしょうか。 「そうは言っても優秀かどうかで判断したい、実力主義が男女平等だ」とよく聞きますが、何が優秀か否かすら、男性様式的価値基準なので参考にならないと、私は思います。問答無用で、男女をまず数でイーブンにする。そうまでしないと、目が覚めないのではないでしょうか。 もちろん言うは易しで、人数均等も企業だけでは意味がなく、教育、政治、何から何まで変わらなければ意味がありません。ただ全てがイーブンで変わることで、多様性の価値に真に気づき、そこでようやく女性の子育て・出産といった問題も、真に社会全体で循環的に支える文化が作られ、多様化の価値がさらに最大化されるのではないでしょうか。
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