ホーム
43フォロー
69フォロワー
岸田政権「年収130万円超でも扶養2年まで」に漂う“場当たり感”…経済評論家もバッサリ!
masayasu kブティックIB→事業会社M&A専 おじさん
もっと大胆に「壁」を倍くらいの高さにして、主婦労働力を解放するよう仕向けた方が、労働力不足解消して企業収益改善、法人税収アップ、主婦層も可処分所得増え消費に回り、消費税収アップ、というような絵になるという発想は政府にないのかなあ。どうも性悪説というか、決まった税収を漏れなく刈り取るという考え方に凝り固まっているように思え、目線を変えて、自ら税収、ひいては財源を新たに創造する、といった企業家精神を持って欲しいところですが、まあそれは八百屋で魚か。ただでさえ、人口減少、移民も安全保障や言語障壁の面からなかなか進まないとすれば、眠れる主婦の戦力化は、人手不足打開の唯一のオプション。女性大臣登用より余程人気取りにも効果的だと思います。
大手コンサル関与で再生計画 売り上げ急減のビッグモーター
masayasu kブティックIB→事業会社M&A専 おじさん
これは、民事再生プレパッケージ前提のスポンサー探しでしょ。銀行団が折り返し応じず、車検、古物商、自賠責保険、等々許認可方面で生殺与奪握られては、日々キャッシュ目減りで、もう時間の問題。銀行団が満足するようなスポンサーへの事業譲渡、増資引受なら、Dipファイナンス含め条件付き支援姿勢を銀行団も示しているものと。残念だが、ここまで来ると経営陣の交代は、社会的要請とも言え、不可避でしょう。一方、アセットサイドは、詳細不明ながら、言われてるような全国規模の店舗ネットワークが一度に手に入るとあれば、不動産ファンド+PEファンドにとっては垂涎とも言え、手を挙げるところは少なくないと思う。大手中古車同業者をマイノリティでコンソーシアムに招聘するような動きも水面下で行われているのでは。
米衣料品のJクルー、破産法申請 コロナ影響、大手小売りで初めて
masayasu kブティックIB→事業会社M&A専 おじさん
この件のKeyは、MadewellというJ Crewの子会社だと思う。日経記事もそうだったが、何故かあまり触れられていない。J Crewには、Madewell という姉妹ブランド(スキニージーンズとかちょっとおしゃれな普段着的なコンセプト)の子会社があって、これが低迷する本体とは対照的に、業績絶好調で、Madewell単体で、2020年第1QにもIPOの予定だった(昨年末S-1のファイリング済)。サイズ的には、ざっくりJ CrewのRevが$2b、Madewell $800m。ある意味、J CrewにとってのCrown Jewel/Saving Grace。だから、Chapter 11申請の前に、MadewellをTrade saleで売却して、Debtを一部返済するOptionもあったと思うが、敢えてそれをしなかったのは、Madewellを今安売りせず、経営を続けさせた方が将来の価値はあがる(それだけ返済額が多くなる)、ネガティブに言えば、Madewellを外部売却し、J Crewブランドだけでは存続できないと判断したのだろう。いや、Chapter 11のプロセスには詳しくないが、これから363 Saleのプロセスに入るのだろうか。
三菱商事、千代田化工に1500億円支援 三菱UFJと
masayasu kブティックIB→事業会社M&A専 おじさん
うーん、時代は令和になったというのに、系列、メインバンク頼みの昭和的な支援の枠組の再現。過去2回の支援失敗経験から、限界があることを学ばないのかな。系列を越えたアイデアが必要だと思いますがね。例えば、4大、あるいは5大ゼネコンの一角と合併させる(もちろん金融支援とセット)とか。日本では、どうもゼネコンとエンジニアリング会社は別物として峻別されているように見えるのだが、欧米企業を見ると、ここはboundaryless なんだよね。BechtelやFlour見れば分かるように。単年度では勝負が見えない長期プロジェクトの管理ノウハウなどお互いにbenefitはあると思えるし、何より資源エネルギー依存から事業環境多角化によるリスク分散効果は大きいと。あとは、日揮や外資同業からマネジメントをチーム毎引き抜くとか。腕に自信のあるヘッドハンターさんなら喜んで引き受けるのでは。
M&A 割高感強まる 価格水準「危機前」超える
masayasu kブティックIB→事業会社M&A専 おじさん
何だか突っ込みどころ満載の記事。「ハイテク」M&Aの話かと思いきや、バフェットのケチャップ屋さんや日本郵政のロジ屋さん買収が割高だと持っていったり。そもそもハイテクの定義は何だろうね。マルティプルが高そうなmedtecやファーマは含まれるんだろうか。まあ、マルティプルの平均の議論は、典型的な合成の誤謬。マルティプルは、業種、企業規模、国、時代によって違うので、small clusterにしないとmeaningful ではない。日経は、よくこうやって、日本人の買収ベタや高値掴みをディスるが、valuationの問題じゃなくて、買収後の経営力がないところが問題なんだよね。日本では殆ど報道されていないが、欧州内で、EV5000億円クラスのディールでマルティプル28倍と言うのがあったばかり。でも買収企業の株価は、一部株式対価があったにもかかわらず、「高値掴み」の咎で株価が下がるどころかむしろ上昇基調。過去の経験から、買収後の経営力が評価されてる証。
NORMAL
投稿したコメント