ホーム
442フォロー
4057フォロワー
「私の一次情報」をコメントしたい。上海ピッカー鈴木梢一郎さん
鈴木 梢一郎Benefit One International director
今回取材をしていただいた上海在住の鈴木です。上海に来て6年が経ちますが、最近、日本人の中国に対する考え方に変化が起こり始めているのも感じます。とはいえ中国関連情報の質にまだ偏りがあるのも事実です。現場で感じたことや体験した事を、今後も皆さまにシェアし続けていきたいと思ってます。
なお、ベネフィット・ワンは今、海外展開に力を入れています。中国とアメリカ(サンノゼ)で共に働く仲間を募集していますので、ご興味ある人は人事まで連絡下さい。日本のビジネスモデルを世界に向けて輸出していきましょう。
https://bs.benefit-one.co.jp/BE-ONE/official/recruit/info/career_17.html
WeChat Pay(微信支付)、中国国外発行クレジットカードとの紐付けが可能に
鈴木 梢一郎Benefit One International director
ここ1年ぐらいで、本当に財布なしの生活に変わりました。ウェイシンとアリペイのおかげで、毎月のクレジットカード利用額もほぼゼロに。ただ当然ながら中国の各種サービスは中国人向けの閉じたサービスです。外国人はいろいろハードルが高いのも事実です。
①タクシーアプリは中国語での会話が必須。どこで待ち合わせるかを話す必要あり。
②フードデリバリーも料理写真はありますが、中国語が分からないと少し注文に勇気がいります。EC(タオバオ)で留守宅に物が届いた時も宅配のおじさんからガンガン電話がかかってきます。旅行(Ctrip)、口コミ(大衆点評)も当然オール中国語の世界。
③最近始まった上海地下鉄アプリ(metro大都会)は外人はまだ使えません。中国人は携帯QRコード読み込みを使って、地下鉄改札が通れるようになりました。チャージもアリペイと連動しているので便利そう。(早く使いたい)
④日本のローソンや空港お土産屋さんで、アリペイを使おうとしたら「大陸身分証がない方は利用できません」とのエラーが。
⑤新幹線(高鉄)チケットはネットで購入しても、外人は結局窓口の列に並ばないとチケットを受け取れない。中国人は身分証をゲートにかざすだけで入場できます。
中国、7年ぶりに成長率が加速 景気対策で前年比6.9%増
鈴木 梢一郎Benefit One International director
上海に住んでいる身としての実感ですがそれほど間違った数値ではないと感じます。以下私の体感です。
①日系企業でいうと自動車、自動車部品、精密機器などの業界からはかなり景気の良い話が聞こえてくる。2017は良かった様子。
②2018従業員昇給率も6-8%程度を考えている会社が多い。
③タクシーは流しではなかなかつかまらない。アプリがマスト。専車(中国ウーバー)はよく1.5倍以上の価格表示になっている。
④宅配バイク、フードデリバリーのバイクのおじさんが街にあふれている。
⑤欧米人向け高級レストラン(一人1万円以上)はほとんど中国人で席捲されている。
⑥金融街(陸家嘴)の女性がとても洗練されてきており、丸の内の女性よりももしかしたら美しくなったのではないかと感じる。(私の視点が中国人化してきたからそう感じるのかもしれない)
中国で「飲食店のドタキャン」が起きない理由
鈴木 梢一郎Benefit One International director
中国版食べログ「大衆点評」で買える事前払い食事券の話題。中国人が日本に行った時のレストラン予約は確かに事前払いが多いです。お店側も外国人のドタキャンに頭を悩ませているので、事前払いは良いソリューションになっていると感じます。
一方、中国人が中国で食事に行く時は現地払いが多いはず。事前払いはそれほど主流ではないと思います。(日本でも以前グル―ポンの時にあったように)「割引率に魅かれてクーポンを買ったけど実際はお得感がなかった」という騙された感覚を受ける人が中国でも多く発生しています。食事の中身に関する消費者とレストランの間での不信感は解決されていないと思います。
中国当局、旅行会社に日本行き観光ツアー制限を通達
鈴木 梢一郎Benefit One International director
上海の大手OTAの知人に聞いてみました。「大きな問題にならないだろう」との楽観的コメント。最近中国からの団体旅行者が日本で雲隠れした事件があったので、「そうしたトラブルを防ぐために、当局が一部の質の良くない地方の旅行社への管理強化を始めたのだろう」とのこと。しかも、多くコメントですでに指摘されていますが、日本旅行の多くは個人旅行(FIT)なので、仮に団体旅行に制限ができても日本の経済的ダメージはかなり部分的なはず。(一方、韓国は団体クルーザー旅行&お土産屋さんコミッション方式が多くを占めていたので、これが制限されて現地のお土産屋さんは大きな打撃を受けた)
NORMAL
投稿したコメント