Picks
449フォロー
882フォロワー


安さと早さでAmazonを脅かす地方のネットスーパー、裏側支える“小売DX”の10Xが躍進
早船 明夫Next SaaS Media 「Primary」運営 アナリスト
10Xの動きは日本のポストSIerトレンドとして非常に注目をしています。
これまでスーパーが「Stailer」のようなシステムを使おうとすれば、個別開発を行い、その後も保守・運用のコストを払わざるを得ない、もしくは、中小スーパーからすれば導入自体が難しいものでした。10Xのようなスタートアップがそのような環境に風穴を開けて、利用が広まっている様子こそが真のDXに必要と感じています。
10Xの初期の顧客は業界最大手のイトーヨーカドーだったということですが、名もなきスタートアップが最初にビックネームを獲得できた背景には「システムレベルではなく、本質的なDX化に向けて経営陣に対等なパートナーと認めてもらえた」という話を10XのBizDev担当者から聞いたことがあります。
単なる"システム屋"ではなく、業界のIT化を推し進めるプレイヤーが様々な分野で生まれることが求められています。
【独占取材】AI化進める弁護士ドットコム、リーガルテックの絶対王者となれるのか
早船 明夫Next SaaS Media 「Primary」運営 アナリスト
本記事の執筆を致しました。
ご存じの方も多いと思いますが、弁護士ドットコムの創業者にして、代表取締役社長・CEOの元榮さんは、弁護士事務所の経営者、国会議員(既に退任)、弁護士ドットコムの経営者という3足の草鞋を履かれている(いた)方です。
そのため、インタビューはいつもSaaS企業経営者と話すようなカジュアルな雰囲気というよりは、政治家に話を伺うような緊張感というか「圧」を勝手に感じていました。(オフィスの雰囲気も法律事務所的な内装)
それだけ、オーラがある方なのだと思います。
一方で、話していただいた内容は、政治家答弁ではなく経営者としての意思や迫力を感じるものでした。
特に、記事の前半で触れていますが、法的な領域に取り組んでいるがゆえの参入タイミングや法律と事業推進の難しさに対する経営判断は目を見張るものがあります。
今回、弁護士ドットコムを取材の対象としたのは、今ビジネスを行っている多くのスタートアップも同様に、グレーな領域であったり、規制改革をにらんで事業展開を行うケースも多いため、そのような知見を元榮さんから学びたかったという観点があります。
契約書のレビュー領域では、LegalOn Technologiesなどの躍進が報じられる中で、法的にグレーなままで投資を行うのかという葛藤はあったかと思います。
そのうえで、今年弁護士法72条への見解がクリアになり、安価な料金で顧客基盤を活用して一気に攻勢をかける様はベンチャー経営者そのものです。
ゲームセンターが「復活」を遂げた意外な背景
早船 明夫Next SaaS Media 「Primary」運営 アナリスト
GiGOの運営会社であるGENDAが今年IPOを行った際の説明資料では、クレーンゲーム景品をメルカリなどの二次流通市場で販売出来ることも市場を広げた要素との事でした。
GENDA 事業計画及び成長可能性に関する事項
https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/20230727528083/
うちでも小学生の長女が好きな「ちろぴの」というゲーム配信YouTuber の人形がGiGO限定で景品化されてたのですが、なかなか取れずメルカリでの購入を考えました(結局優しい定員さんにサポートしてもらい取れました)
無駄の宝庫、ドン・キホーテは弱者にやさしい社会インフラ 「ヤンキーのたまり場」は古い認識、いまや日本の希望に
早船 明夫Next SaaS Media 「Primary」運営 アナリスト
記事の筆者が書かれているような文脈で日本の希望なのかはわかりませんが、ドン・キホーテ、海外展開という観点では非常に日本の希望だと感じています。
NewsPicks編集部の動画企画がリリースされた8月に、私もシンガポールのドン・キホーテを訪れましたが、その売り場に驚きました。
https://newspicks.com/news/8749394/body/
日本のドン・キホーテですと、日用品や衣類などが全面積の6-7割かと思いますが、シンガポールのドン・キホーテは売り場の9割以上が、日本製の食品でした。
日本のスーパーと変わらない弁当や刺身、生鮮食品を並べ、しかもそれは日本で買う2倍から4倍ぐらいの値段にも関わらず、レジには長蛇の列ができていました。
世界を見渡しても「国」がテーマのスーパーマーケットでここまで販売力を持つ企業はないでしょうし、日本の食文化を強力に知らしめる民営アンテナショップとも言えるかも知れません。
現在、ドン・キホーテを運営するパン・パシフィックス・インターナショナルの地域セグメント別売上では海外売上高比率は16%程度ですが、恐らくこの数値の割合はどんどん上がっていくでしょう。
シンガポールに観光の際はぜひ一度ご覧になることをおすすめします。
【10周年】NewsPicksがこれまで伝えてきたこと
早船 明夫Next SaaS Media 「Primary」運営 アナリスト
NewsPicksの着想は、ユーザベース創業者の梅田さんが、前職の投資銀行時代に「職場の先輩がニュースに対してコメントしている内容にこそ価値があった」という、原体験から来ていると聞きました。
私は特にファイナンスや株式指標などに対し、解説や実務経験を交えた知見が集まっている記事を見ると非常に嬉しいです。
https://newspicks.com/news/4807450/
世の中のコンテンツトレンドが動画重視になる中で、良質なコメントが集積する場は非常に貴重で、NewsPicksは唯一それを維持できている場ではないでしょうか。
私も誰かに喜んでもらえるようなコメントを長く続けていければと思います。
2年間の「潜伏期間」で達成したPMF──T2D3を超えるスピードで駆け抜ける、ナレッジワークの徹底
早船 明夫Next SaaS Media 「Primary」運営 アナリスト
最近「日本においてSaaS市場のプレイヤーが出揃ったのではないか」という意見を耳にする事があります。
しかし、ナレッジワークが、参入プレイヤーも多いセールステックの領域でT2D3ペースといった高成長を遂げているのを見ると、解像度をあげればまだまだ多様なSaaS 市場が眠っていることがわかります。
特に、冒頭書かれているUI/UXの部分は重要で、たとえば、notionで出来ることの多くは、機能的にはそれ以前のSaaSやソフトウェアで表現可能でしたが、直感的な使いやすさなどが支持されユーザーが急拡大しました。
セールステック領域はSaaSの初期世代に誕生したプロダクトも多く、そのような観点でディスラプトされるケースも増えると思われます。
フラペチーノに反対したのは「間違いだった」スターバックスの元CEOハワード・シュルツ氏が明かす
早船 明夫Next SaaS Media 「Primary」運営 アナリスト
私は2005年ごろにスターバックスでアルバイトしていたことがあるのですが、当時は今よりも品質に対するアイデンティティが強かったなと思います。
その頃は千駄ヶ谷にあったオフィスで研修を受けたのですが「スターバックスはお客様のコーヒー体験を重視するので、店以外で商品は絶対に出さない。コンビニでコーヒーなんてもってのほか」と言っていましたが、現在はコンビニでもスターバックスのロゴがついたチルドコーヒーが手軽に買えるようになりましたね。
フラペチーノはコーヒーではないですが、若年層の女性顧客から圧倒的支持があります。
もはやサードプレイスを重視していないスターバックスが、変えたもの、変えていないものを振り返ると成功の秘訣が見えてきそうです。
複数のHR SaaSに分散するデータを連携、大企業の需要にもフィット——パトスロゴスが19.5億円をプレシリーズA調達
早船 明夫Next SaaS Media 「Primary」運営 アナリスト
利便性の高いSaaSが多く生まれてきたからこそ生じる問題も増えており、ラクスル創業者の松本氏率いるジョーシスも同様に、課題解決に取り組むスタートアップが立ち上がってきています。
以前ですと企業が使うERPはスイート型が主流でしたが、それぞれの部門や領域でマストとも言えるSaaSが定着したことで、それらを組み合わせたベストオブブリード型の社内システムを構築できるかが、企業の競争力にも直結しているように思います。
昨年、米国の著名VCのアクセレータープログラムであるYコンビネーターに選ばれた柴田陽氏が立ち上げたテイラーというスタートアップも「ヘッドレスERP」と呼ばれるモジュール型のシステム構築事業を手掛けており、今後のトレンドとして注目を浴びています。

NORMAL
投稿したコメント