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厚生労働省、年金改革へ5案検証 パートほぼ全員加入案など - 日本経済新聞
Furuyama MasayukiChemical Trading Company Manager of General Affairs
【経済】何度だって書くけれども、厚生年金の適用拡大ではなくて、現在の第三号被保険者の仕組を廃止するということをやってほしい。
厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、2022年度の第三号被保険者数は721万人(男性12万人、女性709万人)。単純にこの721万人全てに対して月額16,520円の国民年金保険料を賦課した場合、年間1.4兆円以上の歳入が見込める。要するに現在国は年間1.4兆円分の国民年金保険料の徴収漏れを起こしているわけである。
国民年金保険料を払っていない人たちに対して、共稼ぎや独身の第二号被保険者がその穴埋めを強いられ、将来給付額で実質的に減額されているのはおかしい。社会保険の基本原則は負担なくして給付なしであるはずで、第三号被保険者は不当に特権を享受している。こんな不公正で不公平な制度は即刻改めてほしい。
新NISA飛びつく前に…新卒社員、資産管理は時間を味方に - 日本経済新聞
Furuyama MasayukiChemical Trading Company Manager of General Affairs
【投資】新入社員が一番手を出さない方が良いのが自社株の持株会加入だと思う。たしかに大きな成長が見込める企業であればリターンが大きいかもしれないが、もしも経営破綻をした場合、自分の給料を失うだけではなく、せっせと購入してきた自社株式は全て紙くず同然となる。「リスク分散」を考えると、自社の持株会に加入することはリスクが高い。
勤め先が潰れないまでも、入社のタイミングによっては好業績からリーマン・ショックやコロナ禍のように外的要因で株価が低迷するということもあるわけで、自社に絞って投資をするというのは非常に危険だろう。
実際1997年に破綻した山一證券の社員の中には、持株会に加入していた人がそれなりにいたと言われる。金融のプロであるはずの人たちが、勤め先だけではなく自分自身の金融資産も失ったというのは悲劇でしかない。
長期、分散、低コストということであれば、やはり全世界株式(オルカン)かS&P500の優位性が高いと思う。私はそれらに加えて、バフェット率いるバークシャー・ハサウェイのB株を進める。高齢のバフェットが亡くなるというリスクはあるものの、S&P500をはるかに上回るバークシャーの運用実績は魅力的。
【必須教養】なぜ、世間では「炎上」が増え続けるのか
Furuyama MasayukiChemical Trading Company Manager of General Affairs
【社会】今は自転車で逆走して悪態をついただけでその動画が拡散されて、本人特定がなされ、誹謗中傷へと発展してしまう時代。自らの言動に気を付けておかないと誰もが炎上源になってしまう。炎上を起こしたら起こしたで、それをできるだけ早く鎮火することができないと深刻な事態に発展する。
炎上癖がある人というのは、思慮深さが欠けていたり、表現方法に問題があったり、想像力が欠如していたりということに尽きるのだけど、中には「他人を不快にさせる天性の能力」を持っているとしか思えない人がいるのも事実。
【図解】「2年連続賃上げ」でも自分の給料は上がらないワケ
Furuyama MasayukiChemical Trading Company Manager of General Affairs
【経済】給料がなぜ増えたのかというのはけっこうブラックボックスになっている感が強いと思う。役職手当のような諸手当は自分のステータスに対するもの、賞与は会社と自分自身の業績に対するものと理解すればよいと思うけれども、「基本給」の上昇はそれが業績に対するものなのか、そもそも全ての社員に共通するものなのかを判断するのは難しく、おそらく人事部門で業績評価を行っている人にしかわからないのではないだろうか?
もっとも、給与が上がるその分だけ所得税や住民税、社会保険料も上がってしまうのも事実(社会保険料率は変わらない)。年齢や家族状況、節税状況によって変わるものの、大抵の人は給与額面から20~25%程度が税と社会保険料で差し引かれる。社会保険料の場合は、標準報酬月額に対する賦課なので、運が悪いと実質的な料率が割高になることがある。
オリオンビール「地元優先マーケティング」 沖縄県外でUGC生む工夫 - 日本経済新聞
Furuyama MasayukiChemical Trading Company Manager of General Affairs
【経営】レギュラーのオリオン・ドラフトももちろん美味しいのだけど、公式ECだとクラフトシリーズや黒ビールも普通に買えるのでたまに利用している。オリオン・ドラフトは本土のスーパーでも販売されているけれども、アサヒビールによる受託製造のものなので、何がちょっと違う…。沖縄から取り寄せたものの方が美味しく感じる(笑)。
お気に入りは昨年の夏に限定発売されてた「氷点貯蔵」のオリオン・ドラフト。良く冷やして飲むと、アサヒスーパードライのようなキレの良さが感じられるビールだった。
宝塚大劇場の隣に新ビル計画、阪急電鉄「中世ヨーロッパのような街並み維持したい」
Furuyama MasayukiChemical Trading Company Manager of General Affairs
【社会】え?宝塚大劇場のあたりって「中世ヨーロッパ」を意識したものだったの??そんなこと全然考えたことなかった…。あの周辺の建物のオレンジの瓦は勝手に「宝塚カラー」だと思い込んでいて、「中世ヨーロッパ風」であるかどうかとは関係なく、「宝塚」を象徴しているから好き。
宝塚南口から移転、開業した宝塚ホテルは新しいから屋根瓦はまだ赤に近い色だけど、やがて日に灼けて調和の取れたオレンジ色になってゆくのかなと思ってる。計画中の新しい建物も、宝塚ホテルや大劇場に近いデザインになるのならばあまり問題はないと思う。
むしろ、大劇場の武庫川の対岸に位置する宝塚南口のあたりにタワーマンションが建ってしまったことの方が残念で、そちらの方に宝塚市は何も意見しなかったのだろうかと思う。宝塚駅と宝塚南口駅の間の武庫川にかかる鉄橋は、阪急電車が美しく見えるスポットなのだけど、宝塚南口駅側はつまらない風景になってしまった感じがする。
「大吉原展」なぜ炎上? わかりやすさが想像力を妨げる NIKKEI The STYLE 「文化時評」 - 日本経済新聞
Furuyama MasayukiChemical Trading Company Manager of General Affairs
【社会】「主催者によれば、同展では「わかりやすさ」を重視したという。展覧会やイベントの名前、キャッチコピー、展示室の仕掛け――。これらが「わかりやすい」ほど、ものごとの全貌は見えにくくなる。いま吉原を大々的にとりあげる意味を、主催者はもっと丁寧に伝えるべきだったのではないか」という記事末の一文が非常に印象的だった。
国谷裕子がその著作の中でも書いていたけど、過度に「わかりやすさ」を追求してしまうと、物事が本来持っている「豊かさ」を削ぎ落とすことになってしまう。
安易なキャッチコピーや解説ではなく、「原典」をドンと出して、それをどう感じるか、どう考えるかを問う方が、不親切でおもしろみがなくとも良いのではないかとも思う。ただ、そういった展示方法では集客は見込めないのかもしれないが…。
預金60兆円 大都市が吸引 相続で移動、大手銀争奪 試練の地域金融 - 日本経済新聞
Furuyama MasayukiChemical Trading Company Manager of General Affairs
【経済】この記事では地方から都市への預貯金移動が憂慮されているけれども、少なくとも運用面においてはもう随分前から地方で得た資金が都市に還流する仕組みになっているのではと思う。地銀や信金は別としても、JAバンクや郵便貯金で集められたお金が地方のために使われているとは到底思えない…。
JAバンクで集められたお金は農林中央金庫で運用されているが、現在は国内の農林水産業に対する投融資の比率は高くなく、国際的なヘッジファンドとしての色彩が強い。郵便貯金もかつては「第三の予算」の異名を持つ財政投融資の原資となり、地方のインフラ整備などに活用されていたものの、郵政民営化後はその機能を失ったに等しい。
地方に眠っていた財源がこの20〜30年ほどで、事実上都市に収奪されてしまっているわけで、その上で地銀や信金の預貯金もメガバンクに奪われてしまうことになれば、地方経済への十分な投融資など行われるはずがない。
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