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新NISA飛びつく前に…新卒社員、資産管理は時間を味方に - 日本経済新聞
日本経済新聞
Furuyama MasayukiChemical Trading Company Manager of General Affairs
【投資】新入社員が一番手を出さない方が良いのが自社株の持株会加入だと思う。たしかに大きな成長が見込める企業であればリターンが大きいかもしれないが、もしも経営破綻をした場合、自分の給料を失うだけではなく、せっせと購入してきた自社株式は全て紙くず同然となる。「リスク分散」を考えると、自社の持株会に加入することはリスクが高い。 勤め先が潰れないまでも、入社のタイミングによっては好業績からリーマン・ショックやコロナ禍のように外的要因で株価が低迷するということもあるわけで、自社に絞って投資をするというのは非常に危険だろう。 実際1997年に破綻した山一證券の社員の中には、持株会に加入していた人がそれなりにいたと言われる。金融のプロであるはずの人たちが、勤め先だけではなく自分自身の金融資産も失ったというのは悲劇でしかない。 長期、分散、低コストということであれば、やはり全世界株式(オルカン)かS&P500の優位性が高いと思う。私はそれらに加えて、バフェット率いるバークシャー・ハサウェイのB株を進める。高齢のバフェットが亡くなるというリスクはあるものの、S&P500をはるかに上回るバークシャーの運用実績は魅力的。
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