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「会社に来なくても良く、仕事はどこでやっても良い」と、成功する人と落ちぶれる人がはっきり別れる。
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加藤 小也香スマートニュース 調査報道プロジェクト マネージャ
奇しくも今朝、MITテックレビューで「世界最大級の投資銀行ゴールドマン・サックスは金融取引の自動化を進め、全社員の3分の1がエンジニアになった。2000年には600人いたニューヨーク本社の株式トレーダーは、今では2人しかいない」との記事を見た。 世界は私たちが想像するより速く進んでおり、いずれ、ここで「トレーダーにとってかわった」とされるエンジニアもまた、一部の戦略家やディレクターをのぞいてはAIにとってかわられていくのだろう。 もとより、機械に介在させずとも、このカルビーの事例にあるように、仕組み化により効率化できる余地は多分にあり、「リモートワークにしても、会社の業績は落ちないどころか、利益が大幅に増える。会社はもっと少ない人数で十分回る」し、Yahoo!が導入した週休3日制も、大きな流れの中では(WLBや採用優位の観点だけでなく)この文脈にも添うものだろう。 無論、単一の評価に入らぬ縁の下の力持ち的な、糊代の仕事を拾う人の労苦や、人と人が顔をあわせてこその価値を否定するものではないが、ただ、「仕事をなくす」ことの範囲が、昔ながらの「切符きりが自動改札に置き換えられる」程度の規模感ではないのは、もはや自明だし、すべて自分ごととして考えるに値するステージに、もう入っている。 語弊を恐れず言うなら、全日リモートワークや週休3日を安易に羨ましがる人ほど、いずれ、この波にやすやすと呑まれていく。なぜなら、社会保障的に低パフォーマンスの社員を雇い続ける余力はもはや多くの企業にはなく、この先に残る仕事は極論、仕組みの中で働く側でなく、仕組みを作る側へと加速して収れんされていくのだろうから。 とするならば、一億総活躍、を本気で達成したいなら、皆が多様性を発露し、機械や他人にとってかわられない創造性やスキルを必死に追える組織や戦略が必要だし、それが無理なら、ここで無駄な足掻きをするより、ベーシックインカムや真っ当な移民制度(流入だけじゃなく流出も)やらを、もっと真剣に議論しておいたほうが余程いい。妄想でもSFでもなく、リアルにそんなことを思う朝。 http://blog.tinect.jp/?p=36441
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Googleの知られざるCEO、スンダー・ピチャイを探して
BuzzFeed
加藤 小也香スマートニュース 調査報道プロジェクト マネージャ
なぜ今、この人なのか、ということが、とてもよくわかる感じがする記事(やたらに長いけど)。 まず、テクノロジーを倫理的に使うことに対して個人的な動機がある。 そして(自説を全面に出して世界を変えていくタイプでないことに批判もあるようだが)「頭の切れる自説を曲げない人を説得できる」という(普通以上に切れる人の集合体であるGoogle内においては天才とも言える)「リーダーとしての優れた資質が」ある。 そして、プロダクトタイプである。「シリコンバレーの優れたリーダーは、3つのタイプに分類できる。エンジニアリング、ビジネス、そしてプロダクトだ。(略)プロダクトタイプは、どうすれば便利なだけでなく、優れていて美しくなるかということに注力できる人のことだ。このタイプは、エンジニアリングを人間らしさに昇華させることができる」。つまり圧倒的にユーザーサイドに立っているということ。 強烈なタレント(エンジニア)の集合体、高い技術を倫理観高く束ねて、それを必要とする人々や社会に正しく届けていく。結果としてそれが株主(ビジネス)にも還元される。 しなやかで活力ある生命体のような組織運営。一見すると目立たずとも優れたカタリストだからこそ可能となる新しい経営のありかたを見られたらなんと素敵なことかと、ちょっとドキドキするような内容だった。
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2.施設内待機のための備蓄の確保
東京都防災ホームページ
加藤 小也香スマートニュース 調査報道プロジェクト マネージャ
善意で血走っている人を非難して無理に支援自粛だ日常だと同調圧力をかけあう以上に私たちにはすべきことがあるような気がして、ちょっと書いてみます。 次に備える、ということ。 こんなときこそ冷静に今、起きていることを観察し、そこから学び、行動に移すこと。 たとえばこれ。都の条例では、従業員のために3日分の水・食料・その他必要物資を備蓄することを努力義務としていますが、皆さんのオフィスはいかがでしょうか。自分も含め、ベンチャーや中小企業経営者で、知らない方は、存外に多いのではないかと思っています。 指定避難所に行けば大丈夫、と、とりあえずマップを見返している方もいるようですが、その指定避難所や、あまつさえ県庁からも個人のホットラインまで使って水や食料の支給を求める声があがっているのが今回です。送るな、は、理屈ではわかるけれど、全てを東北のときと同じように考えすぎないほうがいい気がする(被災地の方に失礼かと思ってモヤモヤしながら言えずにいたのだけれど行政機関の備蓄レベルがあまりに低すぎるように感じる)。 自然災害と(備えの悪さや対応力の低さによる、ある種の)人災は緩やかに連動していて、その境界線の深さはどうやら土地ごとに異なります。極寒の時期、津波もあった中でのあれは、もしかしたら、旧来からより厳しい自然環境下で生きることを求められてきた東北の人々だから越えられたものだったのかもしれないとも思うわけです。 いわんや首都圏をや。文明にぬくぬくと守られ、自身の井戸も畑もない(うちはあるけどね)我々は、せめて備えでもしなければ、ちょっとの災害にも多分、簡単にやられてしまう。 行政の備えについてはこのあと検証も入るのではと思うのですが、用意できるものがあるなら自分で用意しておけばいい。何なら人の分だって持っていたほうがいい。今回まず学ぶべきは、そこではないかと考えています。 自然災害は繰り返すもので、首都圏だけが逃れ続けられるものでは決してないはずなのだから。
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