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立憲、大泉氏の推薦見送り調整 函館市長選 保守票離れ懸念
米重 克洋JX通信社 代表取締役
函館市長選では現職の工藤氏に自民推薦が出ているので、大泉氏が立憲推薦を受けると自民vs.立憲といった構図に見える。一方で、大泉洋氏の兄で知名度もある大泉氏からすると、立憲ラベルを背負うことでボリュームの多い自民支持層を切り崩しにくくなるという懸念はありそうだ。現職を相手に戦うには、現職の足場である自民支持層をいかに切り崩すかが重要なので、贔屓の引き倒しにならないよう立憲の推薦見送りという判断になりそうなのは理解できる。
一方で、立憲からすれば、結局自民支持層のボリュームに対抗できるだけの支持層がないことで、勝たせたい候補者を正面切って応援できないジレンマがある。これは函館に限らず全国的に大きな課題だろう。
W杯クロアチア戦の勝率は32%、JX通信社がシミュレーション 優勝する確率は0.8%
米重 克洋JX通信社 代表取締役
弊社(JX通信社)のシミュレーションです。スペイン戦では、勝率を21%としていたところ「そんなに高いのか」「どうせ負ける」といったニュアンスの反応が支配的でした。海外の他のデータサイエンスの専門機関の取り組みでは、概ねもっと低い勝率でしたが、結果はご承知の通りで勝利となりました。
※この企画は勝敗を当てるとポイントがもらえるため、個人的にも日本勝利に投票していましたが結果ポイントを獲得できました笑
https://worldcup2022.newsdigest.jp/
クロアチア戦からは決勝トーナメントで、引き分けがないため、負ければそこで終わりです。勝率32%というのはスペイン戦より高いので、どこまでいけるか期待しながら見たいと思います。
米政権、ツイッター誤情報を注視 「暴力の扇動防ぐ責任」
米重 克洋JX通信社 代表取締役
SNSプラットフォームがマスコミと同等以上の影響力を持ち始めていることが、選挙結果や公衆衛生を取り巻く状況にも現れてきている。プラットフォームも従来マスコミ(報道機関)がやってきた発信内容のコントロールと同じような目線での情報管理が必要になるだろう。こういうことを述べるとどうしても政治的な言論の「統制」につながるのでは、といった意見が出るが、政治に直接関係せずとも投稿情報の管理は必須で、例えば自殺煽動やコロナ、ワクチンなどのデマ拡散などはコンテンツモデレーションで制御できる課題だ。こうした問題への対処は、政治的意思というよりは社会的な要請になってきているのではないだろうか。
一方で、発信者が無数にいるSNSの特性からして、出る情報全てを確認することはどだい無理な話なので、皆がその方法論、落とし所を探っている。マスク氏はかなり管理が少ない方にその落とし所を作ろうとしているようだが、今後他のプラットフォーム(アプリを配布するApple、Googleなど)や政治、そして世論との綱引きが続くのだろう。
マスク氏、アップルを非難 「ツイッターアプリ削除と警告」
米重 克洋JX通信社 代表取締役
Twitterはかつて豊富なAPIをもとにサードパーティがクライアントアプリを自由に提供していた。だが、ある時期にAPIの使用制限を一気に締め上げて、事実上Twitter公式アプリしか満足にクライアントアプリとして使えないような状態にした。
その背景には、TwitterがiOSやAndroidでしっかりユーザーの滞在時間を広告価値に換えてマネタイズするために、サードパーティのクライアントアプリが邪魔だったということがあるだろう。無料で自由すぎるAPIはデータビジネスも阻害する。当時は規制に対してサードパーティから怨嗟の声が渦巻いていたが、それでもやりきった結果、今の広告やデータ販売のビジネスに繋がっている。犠牲はあってもTwitterの成長のためには必要なプロセスだったのではないだろうか。
そうした経緯を経て殆どのユーザーが公式アプリしか使っていない状況にありながら、仮にAppStoreやGooglePlayでアプリを配布できなくなれば、TwitterはWebでしか使えないサービスになり、投稿数やDAUに長期的に相当悪影響が及ぶだろう。結局AppleやGoogleの軒先でビジネスするには彼らが決める基準に則った対応が必要で、マスク氏と言えども妥協せざるを得ないのではないか。
W杯スペイン戦勝率は21.0%、AIが予想 JX通信社がシミュレーター開発
米重 克洋JX通信社 代表取締役
弊社(JX通信社)の分析です。下記URLで、各チームの優勝確率やグループリーグ毎の突破確率を見ることができます。
https://worldcup2022.newsdigest.jp/
従来、自社調査をもとにした選挙結果の予測など、データを用いた予測は多々手掛けてきているものの、サッカーにはサッカーの難しさがあると感じています。事前予測で勝率を導き出すと、我々に限らず各国の専門機関の分析は似たりよったりでチーム間の実力差(の感覚値)に近い数字が出てきます。一方で、勝負事につきものの下馬評を覆す結果は確率で上手く予測するのはなかなかハードルが高い印象です。とはいえ、これまでの試合結果を照らし合わせると、1桁%とか、かなり低確率な結果は実際の試合では起きていません。
スペイン戦の勝率21%をどう見るかですが、これは要は5回試合すれば1回は勝つという結果で、見ようによっては高い確率といえるかもしれません。ちなみにコスタリカ戦の試合前の勝利確率は46%で、半分を切っていました。
どうなる? 「ツイッターのない世界」
米重 克洋JX通信社 代表取締役
記事でも指摘されている通り、Twitterは「ニュースと情報のネットワーク」だ。
弊社(JX通信社)も、全国の大半の報道機関にFASTALERTというサービスを通じてTwitterを含むSNSからの災害、事故などのリスク情報を配信している。サービスリリースからかなり短期間ですべての民放キー局をはじめ広く普及しただけでなく、今は政府・自治体などでもかなり導入されている。
その背景としては、やはり「後から行くカメラマンには絶対撮れない現場の状況」が分かることが大きいだろう。現場で、目の前で起きていることをリアルタイムに伝えられるのはそこにいる当事者や目撃者しかいない。彼らがいるから今まで分からなかった災害や事故、事件の実態が分かるということが飛躍的に増えた。テレビでも「視聴者提供」のクレジットのついた動画が頻繁に報じられるが、これは殆どがFASTALERT由来だ。
元々、こうしたユーザー発の情報(UGC)を報道に用いるながれは中東で2000年代前半に始まった。戦争やテロなどで危険地にジャーナリストが入りにくい状況の中、携帯電話や小型カメラなどのデバイスを手にした市民が代わりに現場の状況を伝える。まさにテクノロジーの進歩で起きた変化だった。Twitterはそのながれを大きくドライブさせたプラットフォームで、日本でも3.11が契機となり、市民発のニュースがシェアされる場として圧倒的な存在感を持つに至った。マスク氏はそうしたTwitterを更に成長させようとしているが、上手く行かない場合でもその役割を代わりに担えるプラットフォームが存在しなければ、世界のジャーナリズムが大きく後退することは間違いない。

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