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量産の壁を突破して性能向上―、AIが変える次世代リチウムイオン電池開発のTeraWatt
澤山 陽平Coral Capital 創業パートナー
過去20年で2倍の性能にしかならなかったリチウムイオン電池ですが、もし向こう数年で一気に2倍になるとしたら? EVの走行距離が伸びるということもありますが、ドローンなど重量減が重要な領域でも可能性が一気に広がるなど、従来の利用形態にとどまらない新しい応用領域の広がりが期待できます。
そんな挑戦をしているのが日本人創業者らがシリコンバレーで創業したTeraWatt Technologyです。Coral CapitalではシリーズBでTeraWattに出資しました。創業者含めメンバーは日本人が中心ですが、すでにKhosla VenturesやTemasekといったグローバルな投資家から資金を集めて量産に向けて踏み出しています。
なぜTeraWattにだけ量産の壁が突破できるのか? キモであるAIによる工程管理の話と、東アジアに集積した量産技術者という人的エキスパティーズの重要性などという観点から、共同創業者の2人にお話いただいたものを記事にしました。
僕らはVCを創業した起業家だ、ANRIxCoral James対談
澤山 陽平Coral Capital 創業パートナー
リーマンショックで日本のベンチャー投資が底を打った2012年に、当時、日本最年少で独立系VCのANRIを立ち上げた佐俣アンリさんと、Coral Capital創業パートナーCEOのJames Rineyの対談インタビューを掲載しました。
スタートアップ界隈でも知らない人が増えているかもしれませんが、Jamesはアンリさんから出資を受けた起業家でした。今から9年前(の衝突など)を振り返りつつ、その後の日本のスタートアップエコシステムの発展やディープテックの可能性、インキュベーションとしての場の大切さ、VCという業を興すこと、などを語る2人の対談をお届けします。
J-KISS 2.0(Post Cap J-KISS)を公開しました
澤山 陽平Coral Capital 創業パートナー
【J-KISSをバージョンアップします】
最初の公開から6年が経ち、進化発展した日米の資金調達環境に合わせてアップデートした「J-KISS2.0」を公開しました!
主な変更は以下2点:
①Valuation Capをプレからポストに変更
②ひな型からの変更の有無を明記
利用が広まったので、より分かりやすく、より変な使われ方がしないようにと改善しています。また、グローバル・スタンダードであるY CombinatorのSAFEに近づけるという狙いもあります。
コンバーティブルエクイティの活用は、経産省や経団連の後押しもあり、今後もっと広がっていきそうです。今後もCoralで、解説記事や動画など充実させていくのでぜひご期待ください。
クリエイターエコノミーの期待と現実とweb3
澤山 陽平Coral Capital 創業パートナー
YouTube、TikTok、Substackなど新ツールの勃興とともに注目されるクリエイターエコノミーですが、プラットフォーマーからの解放や、皆が稼げるようになるといったお題目は過大評価のきらいもあるかもしれません。
Temma Abe氏による論考をお届けします。氏の見立ては以下の通り。
- スーパースターによる富の独占は避けられない
- 消費者(需要)に対してクリエイター(供給)が多すぎる
- 無料のコンテンツで良質なものが数多く存在する
- コンテンツの品質を保ち、リテンションし続けることは大変である
- プラットフォーマーなしではビジネスが成り立たない
スタートアップよりもベンチャーが主流だった頃の話
澤山 陽平Coral Capital 創業パートナー
3月5日はCoral Capitalは3周年記念日でした!支えてくれる皆様のおかげで挑戦を続けることができています。引き続き投資先やスタートアップ業界全体にWow!を届けられるよう頑張っていきます💪
この機会にスタートアップの6年をJamesと振り返りました。
1)5年前のスタートアップ調達額は3分の1だった
2)10年前の投資サイズは1000〜5000万円がほとんどだった
3)機関投資家は日本のVCを投資対象として見てくれなかった
4)「3段ロケット」で成長した日本のスタートアップ投資
5)スタートアップ業界はブラックボックスだった
6)投資契約書はものすごく複雑だった
7)ユニコーン企業はほとんどなかった
8)スタートアップへの転職は「イレギュラー」なことだった
9)「スタートアップ」よりも「ベンチャー」がメインストリームだった

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