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独、休止予定の石炭火力発電所利用へ ロからのガス供給途絶備え
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
国のリスクヘッジとしては、そうせざるを得ないだろう。
ウクライナ侵攻の初期から論点には出ていたし、ショルツ首相も発言していた点ではある。また、電力大手のRWEも準備は3月末から始めている。
ドイツがエネルギー政策を大転換 ロシアのウクライナ侵攻で(2月28日)
https://newspicks.com/news/6753242
独電力大手が石炭に回帰 RWE、停止発電所の稼働検討(3月29日)
https://newspicks.com/news/6876349
ドイツに限らずロシアからの輸入を代替できるのかについては下記記事なども。
欧州ガス、遠い「あと1割」
https://newspicks.com/news/6766090
欧州天然ガス、迫る夏の「高値」 争奪戦が招く対ロ分断(4月17日)
https://newspicks.com/news/6956854
「電気を運ぶ船」開発するベンチャーが、国内に大型電池製造工場建設へ。約40億の資金調達
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
個人的には、Power Xは全くうまく行く気がしていない(予想を裏切ってほしいとは思うものの…)。
①でコメントした(あとコストとかも他と比較しながら見てみた)が、電池は充放電時間が必要で、劣化もする。送電は、船の稼働率=充放電時間と距離に影響を受け、エネルギー変換時に損失も発生。物理原則からは、筋が良いとは思えない…のが背景。
昨年8月の時点での計画では1GWhの電池工場に100億円投資計画だった。最近自動車メーカーや電池メーカーが発表している設備投資計画は10GWh・1000億円スケールなので、規模としては小さい。あと、この船がどれくらいの大きさか分からないが、例えば大型のバルク船は100-200億円、風力発電を設置したりするリグ船だと500-1000億円とかだったかなと(市況やスペックで価格も変わるので…)。
ヘリは載っているが、サイズはそれよりだいぶ小さいと思う。一方で、先日の商船三井で輸送中のポルシェやランボルギーニも含むVW GroupのEV火災が記憶に新しいが、水対策とか火災対策とかのコストはかかりそう。
①https://newspicks.com/news/6110484
②https://newspicks.com/news/6714525
サイバーエージェント社長の藤田晋氏が「ウマ娘」をヒットさせた“納得の理由”
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
サイバー藤田氏の麻雀は有名だが、リスクリターンを状況に応じてちゃんと判断をするというのは経営の資源配分そのものだと思う。
ドンキの安田氏への言及も、お二方ともリスクテイクをした事業家で、また組織にいる人を活かす構造(ドンキは店長裁量など)も持っていて、これもまた興味深い。
「主観、客観、俯瞰」という3つの観点の使い方をアベマを例にとって話しているのは興味深い。
「俯瞰」は伸びるマーケットに言えるか(ネット広告や動画)。「客観」は競争にどう勝つか(競争を想定しない戦略のどれだけ多いことか…)。「主観」は、それでも事業は人がやるものだから、思いや意思、直感も重要(事業者とアドバイザーの違い)。
こちらも是非。
サイバーエージェント社長・藤田晋氏が“管理職は実績より人格”と断言する真意
https://newspicks.com/news/7098739
日本電産、中国にEVモーター工場
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
E-Axle用で、投資先行領域。
①の決算説明会資料のスライド14をみると、同社のE-Axle搭載車の販売実績は月産2.5万台ほど。ブランド名で資料に出ているが、Aionというのは広州汽車傘下のEV事業会社、広汽新能源汽車有限公司(GAC New Energy Automobile)のブランド。車種イメージは最後の日本電産の発表資料が分かりやすい。広州汽車はホンダやトヨタの中国のJV先の一社でもあり、EA6は広州ホンダのモデルだが、ホンダブランドではない模様。最近車種で増加しているGeometryは、GeelyのEVブランド。
キャパがあるから受注を取れる側面もあるし、共同開発をしているから受注確度が上がる部分もある。ただ、今回の工場が最大というものの、年間生産100万台ちおうのは大きいし、1年半で稼働、と。
車載部門の業績もCEOに永守氏が戻った一因のように見えるが、投資領域であるなかで短期と長期のバランスと、その意思決定・責任を誰がどう負っていくかも含めた注目領域(②)。
①https://www.nidec.com/-/media/www-nidec-com/ir/news/2022/0421-01/220421-01.pdf
②https://newspicks.com/news/6978942
楽天グループ、証券子会社の上場準備を開始 銀行に続き
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
会社リリースは①。
2021年9月末に楽天銀行の上場準備についても表明している(②)。そこでもコメントしたが、フィンテックセグメントでの重要度はカード>>銀行>証券という順番。
先日の楽天モバイル債(③)も含め、ともかく資金調達をしている。カードは成長領域でキャッシュフローも強いので、自社完全保有を維持。一方、一定の利益が出るものの、向こう数年の期待利益よりIPOなどをした方が短期的に調達メリットが上回る領域は、コントロールを持ちながらもIPOという感じか。
①https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2022/0524_01.html
②https://newspicks.com/news/6229315
③https://newspicks.com/news/7085392

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