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米テスラ、第3四半期の納入台数が予想下回る 工場改修が影響
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
工場改修の話より、生産と販売のバランス(=在庫蓄積)のほうが実態・原因だと思う。
2022年4-6月期以来、ずっと生産の方が販売台数を上回っていた。このギャップは在庫になる。過去の在庫不足や輸送中の在庫など健全な在庫増の要因もありうるが、5四半期も在庫が増えているというのは健全ではない。昨年末くらいから話題になりはじめ、注目してきた。
そしてその間に積みあがった在庫台数(生産-販売)は9.1万台。Teslaの四半期の生産台数が40万台ほどなので1カ月弱分。今回は5000台弱減少。
需要面を見ると、2022年年末から値下げを進めてきた。それは需要喚起要因になるはずだが、それでもこれまで生産を絞ってこなかった。
つまり値下げで需要喚起できると思い、一定の効果はあったが、想定したほどではなく、意図せざる在庫増になっていたと言えるだろう。限界に達してきたから、工場を止めて、在庫を減らし、また工場を止めているからこそできる生産性改善の改修もした、というのが現実だと思う。
Estimated Tesla Order Backlog Decreased To Below 200,000(2022年12月)
https://newspicks.com/news/7913377
テスラ、モデル3とYで7500ドル値引き-年内納車を条件に販売増狙う(2022年12月)
https://newspicks.com/news/7933580
テスラ、米欧など世界的に値下げ 収益性より販売重視 株価5%安(2023年1月)
https://newspicks.com/news/7997267
イーロン・マスクが方向転換…テスラ株主総会で「広告を試してみる」(2023年5月)
https://newspicks.com/news/8455509
テスラ、「モデル3」購入者の急速充電3カ月無料に-在庫一掃目指す(2023年6月)
https://newspicks.com/news/8564214
テスラ株下落、一時6.6%安-一段の収益性悪化のリスクを嫌気(2023年7月)
https://newspicks.com/news/8685730

【打倒中国】「太陽光パネル」製造に米国が本気を出している
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
Rikiさんがコメントされているように(有難うございます!)、記事に触れられていない点として、First Solarのソーラーパネルの製造方法がCdTe(テルル化カドミウム、通称カドテル)を利用したもの、という点がある。
カドミウム自体が有害性物質で、イタイイタイ病などの原因物質。CdTeはカドミウム単体よりは毒性が低いとされているがそれでも有害物質。
製法ではなく広義での米国(や中国外シフト)について。
ソーラーも風力も、またこれらで発生した電力を貯めたりEVで用いられる電池も、生産量やプロセス・原材料の中国依存が極めて大きい。
経済安保観点からも、そこへの対抗(そして伸びている産業の取り込み)というのが文脈。
中国の再エネ支配力、OPECの比ではない
https://newspicks.com/news/8009154
大手金融、運用力向上や体制強化を=資産運用立国で岸田首相
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
こちらは明日、金融庁が開く「資産運用に関するタスクフォース」の議事次第。
そこにみさき投資中神氏の資料があり、興味がある方はぜひ見てほしい。「まがりなりにもここまでこられたのは、実感としては『奇跡』に近い」、「日本のアセットマネージャーによる、日本企業へのエンゲージメント投資で産まれたリターンは海外へ」という言葉が印象的。
資産運用に力を入れることには大賛成だが、金主の保守性が変わったり、それが変わらないなら政策的にアクティブな金主になることが必要だと思う。金主のリスクテイク、アニマルスピリットのなさが、結局企業に伝播し、本来は高い資本コストに見合うリスクテイクを促していくべき株式市場がホームマーケットで機能していないというのが現実だと思っている。
スチュアードシップコード・ガバナンスコードや、東証のPBRへの働きかけなどで変わりつつあるのは素晴らしいこと。でもまだまだ弱い。「右へ倣え」の投資ではなく、金主も機関投資家も、投資哲学やリスクリターン特性への合理性の徹底が必要だと思う。
https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/sisan-unyo/siryou/20231003.html
[新連載]今こそ問う、企業内で働く「創造するミドル」の存在意義
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
とても楽しみ!
「ミドル」、真ん中にいるからミドルだし、コアだと思っている。下記の記事はミドルマネージャーの重要性という点でとても共感する点が多かった。
【原点回帰】日本は「名もなきイノベーター」を復活させよ
https://newspicks.com/news/8225484
日本は、上手くいっているときに、ミドルマネージャー制がうまくいくと思う。
国民性的にリスク回避的。なのでうまくいかないときはどんどん保守的になり、意思決定権がなくなり、つらいばかりのポジション。
一方で、成長しているときには、その成功で自信もあるし、雇用の一定の長期性と併せた社内文化・ネットワークも組み合わせて、創発をしやすいと思う。
そしてそんなミドルと共体験をしたり、そのリスクテイクがうまくポジションと併せて伝播していくと、累乗的にそういう人材が増える。
終身雇用の目的化は違う一方で、長期雇用のメリットもある。ミドル=コア=中核管理職が元気な会社は、エンジンを一杯積んでいるような会社で、推進力が強く、多少の外乱も乗り越えられると思う。
SBI新生銀株で「村上ファンド」は1100億円稼ぐ?
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
さすがだと思うし、本件に関しては本当に村上氏に頑張ってほしい。
発表時からコメントしているが、預金保険機構・整理回収機構はTOBには同意したが応募はしない。そして既にSBIが過半を有していたので、預金保険機構・整理回収機構が有する合計22.98%によって議決権の2/3を超え、少数株主にとって不利なスクイーズアウトを確実に実行できるスキーム。
同意するのに応募はしない、そして少数株主は実質的に選択権がないというのは、ルールに沿っているかもしれないがフェアではないと思う。そして市場において重要なのはフェアであるためのルール。完璧なフェアネスはないが、そこを目指してほしいし、本件についてはどうかと思っている。
JALの新「ファーストクラス」が凄すぎる! 世界初の機能&超”変幻自在”の座席も 新主力機A350-1000に搭載

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