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Google、OpenAIの「ChatGPT」競合「Bard」を限定公開
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
同じ質問をしたときに、どういう回答差異が出てくるかが気になってくる。
まずは事実ベースでの正誤、そのあとは読みやすさ。
ChatGPTのミソについての自分のざっくり理解は
①超大量にデータを事前に読み込ませる
②わずかなデータで、①で作ったものを活用して、欲しい回答がでるようにする
③人間が好ましいと思う回答の出し方をする
というもの。
ちなみにGPTはGenerative「Pre-trained」Transformerの略。Transformerという仕組みを使って、事前に学習させ、Generative=生成する(次に続く文字を)。
①のステップで、Googleが元々作ったAttentionと呼ばれるTransformerという処理方法の一種を使って、効率的にできるようになった。
そして、それを特定の作業に対応できるようにするために②がある。機械学習で「教師データを必要とする」というものは、①・②を分けずに、かつ大量の教師データを必要とすることが多かった。一方で人間はそこまで大量のデータがなくても、これまでの蓄積+わずかなデータでできるようになることに近づいた(Few shots learning)。
そして、③でInstructGPTというものを作った。②の拡張版とも言えると思うが、人間が好む出力を作るようにした。
下記などが、相対的に分かりやすくまとまっている(数式部分などはすっ飛ばしているが…)
【論文解説】Transformerを理解する
https://data-analytics.fun/2020/04/01/understanding-transformer/
【論文解説】OpenAI 「GPT-3」を理解する
https://data-analytics.fun/2020/12/07/openai-gpt3/
OpenAI の ChatGPT がセンター試験の英語を受けたら何点ぐらい取れるか試してみた
https://data-analytics.fun/2023/01/29/openai-chatgpt/
ChatGPT 人間のフィードバックから強化学習した対話AI
https://www.slideshare.net/ShotaImai3/chatgpt-254863623
EV電池交換、ロボットが数分で ENEOSが実証試験
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
2010年前後の第一次EVブームの時に注目を集めたのが、電池交換ステーションを推し進めようとしたBetter Place。この形式のリベンジ、なるか?
充電時間とか、電池全体の劣化・稼働率の平準化などではメリット。一方でステーションなどの初期投資の閾値がかなり高そうなことと、自動車側が交換に耐えられるような設計にするためのコスト増のバランス。
電池は重い。なので、重いものを交換式にするには、シャシーや接続部分などの工夫が必要だと思う。あとは、色々な車種がある中で、それを共通化させるインセンティブなども。
Better Placeについては下記などでコメントしてきたので、併せて。
https://newspicks.com/news/2699668
https://newspicks.com/news/5702259
https://newspicks.com/news/5718934
https://newspicks.com/news/6116090

【衝撃】日本は今、「人を生かせない」クライシスにある
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
人的資本や人財活用は、「雇用市場の正常化」だと捉えている。
そして、究極的に必要なのは「企業が、成長に執着し、実現すること」だと思う。
採用・育成は「投資」。投資だから、リスクをとり、リターンもロスもあるし、短期的ではなく中長期を見たい。
採用して、色々な経験を積んで、スキルや出来ることが増え、それを活かして事業を牽引してほしい。採用者・雇用者・上長の責任は、そういう機会を創り、任せ、成長したら自ら機会を創ろうと思えるようになるか。併せて、成長した方をちゃんと昇格させ、雇用市場の中で給与・業務内容・就労環境といった観点で、転職ではなく自社が選ばれ続けるかの総合格闘技。
そのためには、事業が成長していないといけない。なぜなら、事業成長が機会や昇給の原資で、会社が事業成長に拘らないと、成長した個人にとって魅力的な存在であり続けられない。魅力的な企業が、魅力的な人財を吸引し雇用でき、そうでない企業は逆となる。だから「雇用市場の正常化」につながる。
ただ、企業として成長し続けるために「損切り」も必要で、解雇規制の緩和も必要。そうじゃないと、魅力的な人財にとってアンフェアになりやすいし、企業のフェーズが変わることに対応できない。
だから、個人側では、自己の成長に責任を負うことが必要。
キャリアは、やりながら見えてくるのが現実。やってみて、手塩に掛けることで情熱に気づき育つこともあれば、そうでないこともある。だから会社に対して基本はドライであっていい。雇用市場のなかで競争力がある人財になる機会や投資がされていないと思えば、雇用市場に出て問えばいい。
ただ、会社が悪いと思っていても、実際に転職すれば、自己の努力が原因だった可能性もある。また現実論として、年齢によってどれだけリスクを取れるかも違う。キャリア初期から成長すること、中盤でもペースの差はあれど成長し続けることの重要性が上がっている。
成長をその時々でどれだけ重視するかは、個々人の選択。ライフステージもあるから、常に成長を盲目的に負うことを義務付けられることも良くないと思う。だから個人と企業がお互いにフェアであること、期待値の対話を続けることが重要。
企業が成長に執着すること、個々人が自己の成長に責任を負うことの両輪が、人的資本=人が活き活きと能力を発揮して働き、社会全体として実現するためには必要だと思う。
ホンダ、「脱炭素」航空燃料SAF製造へ着手…2030年代の実用化目指す
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
記事を見る限り、自動車用・二輪用より、まずはホンダジェットなどの飛行機用途に見える。エネルギー密度などを考えても、より電動化しにくい領域という点ではそうだろう(というかSAF:Sustainable Aviation Fuel、なのでSAFと言っている時点で航空用ではあるのだが)。
取り組みを知らなかったので、斎藤さんが張って下さっているリンクが参考になる(有難うございます!)。この記事の中ではSAFという言葉はでていないので、同じ枠組みか、社内で複数プロジェクトがあるのか。
関連するかもしれないところでは、下記のプレスリリースが昨年10月にでている。
GE Honda、持続可能な航空燃料(SAF)を100%使用した航空エンジン 「HF120」の試験に成功
https://www.honda.co.jp/topics/2022/c_2022-10-18.html
『ホンダはSAFの製造や流通に向け、国内のエネルギー関連企業との連携を始めた。』については、どこだろう?
日銀次期総裁、雨宮正佳副総裁に打診 政府・与党が最終調整
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
報道を真としたときには、本命への打診。
雨宮氏が本命で、ほかに一番出てくるのは中曽氏。下記のBloombergの2記事が、他の候補を含めてまとまっている。中曽氏が2013-2018年、雨宮氏が2018年から現在まで日銀副総裁を務めている。
どちらも黒田氏の下で副総裁経験があるわけだが、雨宮氏が緩和的(ハト派)、中曽氏が安定重視(タカ派)とされている。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-01-30/RPANLXDWRGG401
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-11-16/RLF8T2T0G1KW01
元々本命視されるなかで、両名とも指名されることに難色を示していたとも報じられていた。もちろん実際に打診されたら打診されたで変わる部分もあるだろうし、また打診をする段でもそういうこと含めて相談・サウンディングはしたうえでだろう。

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