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経営再建中のサンデン、中国ハイセンスをスポンサーに選定
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
これは意外。サンデンはカーエアコンと、冷蔵・冷凍ケース(店舗用冷蔵機械)を手掛けていた。ただ経営厳しくなる中で流通システムはインテグラルに売却。
HiSenseは、中国の家電大手。元はテレビなど黒物中心だったと思うが、HPみると冷蔵庫やエアコン、洗濯機なども今はある。売却した事業も、BtoCとBtoBでは耐久性やメンテ網の重要性など違う点があるが、カーエアコンよりは近い。カーエアコンは、モーターではなく、エンジンでコンプレッサーを回すのが基本方式。電動化のなかでよりモーター使う家電方式に近づいていくとは思うが、そうするとこれまでの技術や設備はレガシーになるものも少なくない。その中での買収という点で、意図が気になる。すでに自動車メーカーにチャネルを持っていたり、周辺システム含めた車載ノウハウなどの獲得?
顧客起点で、変化にスピーディに対応する「アジャイル経営」
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
こちらのレポート、いうなればSPEEDAが日本の経営を支えるために進化をしていきたい、その所信表明ともいえるものです。
是非、経営・事業に関わられている皆様、特に社会変化の早さ・大きさのなかでチャレンジされている皆様に読んでいただき、協創していきたいです!
レポートにあるように、ウォーターフォールを対比として挙げていますが、アジャイル経営が万能なわけではありません。ただ多くの分野で現在起こっている変化は極めて早く激しく、その要因がセンシングなどによるデータの指数関数的な増加、それらを処理できるソフトウェア・AI、つなげるAPIといった構造的なものであるからこそ、経営にも進化が求められていると感じます。
でもレポートを見ていただくと分かるのですが、その考え方の源流はシリコンバレーではなく日本だったりします。顧客を優先するからこそ、ウォークマンからプリウス、LEDからリチウムイオン電池まで、日本からは数多くのイノベーティブな商品が創られています。またおいしい食事、清潔・安全な町、礼儀正しいサービスなども日本が誇るものです。
顧客起点の素地はどの国よりも強いと個人的には思っています。だからこそ、それを実現できる企業・組織構造や、それを推し進める情報インフラやコンテンツ、それを実現した具体例の量産と啓蒙、これによるポジティブスパイラルを作ることがキーだと思っています。
是非読んでいただき、ご感想をコメントなど含めてお寄せいただき、さらには協創していければ幸いです。

【超入門】VCを学べば、スタートアップが100倍分かる
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
まとまっていて素晴らしいし、読んでいて面白い。
個人的には歴史文脈がとても面白かった。最古のVCが鉄鋼からだったというのは知らず今のCVCにつながりそうと思ったり、大富豪ファミリーのVCというのはリスクテイクや時間軸という観点でエンジェル投資の文脈。そしてシリコンバレーは元々は半導体を中心としていたわけだが、Fairchild出身者がSequoiaとKleinerを創り、「シリコンを使う」ソフトウェア企業の創出に寄与してシリコンバレー全体がソフトウェア中心になっていったという理解。
最後に出ているSPACについては、ICO並みのものがいっぱい出てきそうと、いくつかの案件を見ていて思う。記事にもあるように過半の投資はリターンを生まない。PMFどころか売上もない企業が一気に増えている(下記スライド17)。そもそも目利きが重要な世界で、何もない企業に期待だけで株価が付き、それを広く買える状態というのは、大体末期症状。数年後に振り返りたい。
https://www.gigcapitalglobal.com/wp-content/uploads/SPAC-Overview-2020.pdf

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