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Intel決算は移籍前CEO登場の異常事態、微細化戦線で生き残れるか
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
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ボーイング、赤字1兆円超 2年連続、民間機納入59%減
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
下記が会社発表。3Q末までの4四半期で約45億ドル(約5000億円)の純損失だったので何があったのだろうと思ったら、現在開発中の777Xで65億ドルの損失を出している。
https://bit.ly/39muPd4
Boeingは737MAXに加えて、コロナで顧客が設備投資をしない状態。一方、元々航空機の開発は長期で、またスケジュールが変動することが多い。そのなかで会計もProgram Accountingという手法を取っている。
今回の発表でまだ詳細は分からないが、計画遅れだけでなく、コロナのなかでの需要見通しも悪化して、計算前提となる需要見込みをかなり下げているのではないかと思う。
この会計については①でのKing HIDIEさんのコメントが圧巻なので、ぜひ見ていただきたい。またすでに販売をしているものについても、需要見込みの変化は影響する(②)。
①https://newspicks.com/news/1219774
②https://newspicks.com/news/2493714
炭素繊維メーカー各社、コロナ禍の航空機に代わる新需要開拓へ
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
①の東レの炭素繊維複合材両事業の説明会資料がとても分かりやすい。
記事と併せて解説を加えていく。
・炭素繊維は、PAN系とピッチ系という2種類が大きくある。PANはポリアクリルニトリルの繊維を高温で炭化したもの、ピッチ系は石油の残渣のピッチというものを糸状にした後に同様に炭化したもの。
・記事の「ラージトウ」「レギュラートウ」というのはPAN系のなかでの酒類で、糸(フィラメント)をどれだけまとめたかというもの。ラージトウは4万本以上とされているが、②をみると特徴としてはラージトウのほうが安価で、レギュラートウのほうが特性が良い(だから記事のラージトウが足りないのでレギュラートウも使うというのは「もったいない状態」)
・スライド7:ラージトウの需要の過半は風力発電用。航空宇宙はレギュラートウの1/3くらい
・スライド3:東レはPAN系に強く、同社推定ではレギュラートウ・ラージトウではそれぞれ約半分ずつのシェア、そして炭素繊維全体でも約半分(残りはピッチ系が中心だと思う)を占める。
・スライド20:2028年まで+8%/年の成長率を見ていて、ZOLTEK(2013年に買収)が風力発電用途の6割シェアを有する。顧客という点では、Vestasとの関係が深い。
①https://www.toray.co.jp/ir/pdf/lib/lib_a559.pdf
②https://www.carbonfiber.gr.jp/tech/faq.html
消費のトレンドが変化 コロナ第一波と現在の第三波は何が違うのか
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
逆相関になっている系列があるのが興味深い。そしてトータルではやはり琴線を伴う消費活動は減ってそうな印象…たとえば旅行は約25兆円規模の産業で、BtoCのEC市場規模は約20兆円。
ざっくりだが、旅行全体の落ち込みは年平均では-30%以上だと思い、ECは大体+30%くらいか。そしてそれ以外にも落ち込んでいる消費もある状況だし、記事にある所得効果は経済活動が自律的に回復に向かわないとより顕在化してくると思う。現在のこれらの消費も、様々な経済対策のもとに成り立っているし。
ワクチンの効果、変異種とのバランス、こういった点を見ながら今後もこういうリアルタイムデータや記事を見ていきたい。なお、経産省もナウキャストほど細かくはないがPOSデータなどからの動向を無料で公開しているので、興味がある方は是非併せて!
https://www.meti.go.jp/statistics/bigdata-statistics/bigdata_pj_2019/pos_gfk_intage.html
マネクスG松本社長、「黒子に徹し提携先拡大へ」-新生銀と包括提携
Kato Junユーザベース SPEEDAアナリスト
下記の、THEO(お金のデザイン)の日興への証券業務切り出しと重なる。
営業(顧客開拓・保持)はコストがかかる。特にリテール金融商品は、金融商品自体に差がないことが多い(株はどこの証券会社でも買える)。銀行や証券で既に顧客基盤が持っているところをフロントエンドに専業企業がもっているインフラをこういった提携によって共有コスト化して、コストを下げていく。
一方で、大手三行とその傘下の証券会社、あとは野村・大和、そして地銀と連携を進めるSBIは、それぞれで既に規模が大きい。一定規模が大きくなれば、自社でやる方が価値の取り込み量が大きくなる。
https://newspicks.com/news/5548531

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