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スターバックス、ライアン・ニコル新CEO就任後初の大きな動き
スターバックス改造計画 動き出す
6時間前
更新
写真：Unsplash/Sargent Seal
スターバックスが、外食大手チポトレの元CEOブライアン・ニコル氏を新CEOに迎え、米国事業の再建に動き出しています。店舗の雰囲気改善に向け、コンセプトを統括する「最高ブランド責任者」の職を新設。新方針を受け、北米部門トップのマイケル・コンウェイ氏の退社も決定しました。
平川 凌
NewsPicks Content Curator
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小林 大輝
UnitePartners株式会社 代表取締役・戦略コンサルタント
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2024年09月17日
売り上げを増加させるために、アメリカのスタバは新しいメニューに力を入れています。現在、米国スタバではホットコーヒーよりもコールドドリンクやレモネード、フローズンドリンクの売上の方が高い割合を占めており、それに合わせた新商品が次々と登場しています。それはいい改革かもしれませんが、スタバ本来の『第３のリラックスできる場所』というスローガンと少しズレているように感じます。また、スタバの独特性も薄れてしまうと思います。
ここから考えられるのは、日本のスタバも同じような問題に直面する可能性があるということです。日本のスタバ人気を支えているのは、おそらくフラペチーノだと思います。しかし、アメリカではフラペチーノは「過去の功労者」的な存在になっていることを考えると、日本でもいずれ同じ運命をたどる可能性が大いにあるでしょう。どうすれば日本の食文化に合わせて、長く愛されるドリンクを作れるのか、それがスタバの課題かもしれませんね。
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田中 慎一
(株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役
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2024年08月14日
日本のスターバックスは良い意味で安定していますが、本家アメリカのスターバックスは近年ずっと混乱しっぱなしです。この4年半の間にCEOはニコル氏が4人目。
現CEOのナラシムハン氏の責任もあるのでしょうが、彼を批判していたハワード・シュルツ氏が暫定CEOのときにできた労働組合からの賃上げプレッシャーをまともに受けているのがナラシムハン氏ですし、折からのインフレやイスラエル問題をめぐる欧米ブランドへのボイコットなどが痛かったです。
ニコル氏はチポトレCEO在任5年の間に売上を2倍、株価を10倍近くにした腕前を買われてのヘッドハンティングで実質的なスタバ創業者であるシュルツ氏もご機嫌ですが、スタバはこの難局をどう乗り切るのか注目です。
スタバの株価が20％以上跳ね上がった一方、チポトレの株価は10％以上下落するという対照的な反応で、ニコル氏のプロ経営者ぶりがよくわかるというものです。
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ここから考えられるのは、日本のスタバも同じような問題に直面する可能性があるということです。日本のスタバ人気を支えているのは、おそらくフラペチーノだと思います。しかし、アメリカではフラペチーノは「過去の功労者」的な存在になっていることを考えると、日本でもいずれ同じ運命をたどる可能性が大いにあるでしょう。どうすれば日本の食文化に合わせて、長く愛されるドリンクを作れるのか、それがスタバの課題かもしれませんね。