3/7のTHE UPDATEの感想

2023年3月7日
全体に公開

千葉さんのコメント「風を読むと未来のインフラができる」

このコメント、良かったです。と思っていたら、キングオブコメントに古坂大魔王さんが選んでくださいましたw

日本は海に囲まれているので洋上風力発電がこれから広まっていくとみられますが(多くが2040年以降に動き始める)

日本はヨーロッパに比べれば風が弱いので洋上風力に適していないという意見もあります。

細かい風のデータを読めるようになることで、日本の中でもより洋上風力に適した場所を選べるようになっていくのではないでしょうか。

これはかなりの妄想が入っていますが、風を細かいメッシュで読んで風の強いところを探して動くような洋上風力など、いかがでしょうか?

 

"The Day"を求めて

気候変動によって日本の雪は減るならば雪に関するビジネスチャンスは長期的に見れば少ないのでは?

という疑問があるかもしれませんが、実は地球温暖化と日本海側の雪は、まだ全てが判明しているわけではありません。

地球温暖化すると日本が暑くなるのは間違いなく、大雨も日本の場合は増えるのはほぼ間違いないのですが、日本の雪に関しては、最新の研究動向や科学者に話を聞くと、まだ結論が出ないようです(全世界的に平均すると雪や氷河が減るのは、ほぼ間違いないのですが)

つまり、

◆温暖化に伴い、日本の雪は平均すると減るとされている

◆一方で最近では
◆北陸の内陸や山沿いでは、全体的な雪は減るのに対して、厳冬期のドカ雪(一晩などの短い時間で一気に降る大雪)の頻度が増えるという研究も出てきた
◆温暖化により北極付近の温度が上がる→赤道付近との温度差がなくなる→偏西風の速度が遅くなり、蛇行が大きくなる→日本は世界的に見て偏西風の蛇行が大きくなりやすい場所である可能性がある→蛇行が大きいということはつまり、寒気と暖気の差が大きくなりやすいということであり、寒い時はめちゃくちゃ寒く、暖かい時はめちゃくちゃ暖かくなる…という知見が出てきた

つまり、基本的には温暖化により日本の雪は減少するとみられているが、暖かい中に急に強い寒気がやってきてドカ雪が降る、ということになる。

このような最新の知見や、世界的には雪が減っていくことを踏まえると、「The Day」を求めるスキーヤーの方々の日本の雪質に対する熱視線は、しばらくは注がれ続けることになる(むしろ日本の価値が高まる)のかなぁ、と思いました。

もちろん、ドカ雪が増えるということは、雪崩のリスクも上がるということなので、サービスが安全性との両立することにもつながるといいですね。

 

誰一人取り残さない熱中症対策を

毎日毎日熱中症に警戒してください、と伝えていた気象キャスターからすると、特に今危ないんだよとか、特にあなたが危ないんだよ、と測った上で通知してくれるサービスはめちゃくちゃ画期的です。

温暖化が進むと、世界的に気温は上昇し、熱中症になってしまう方は増えますから、スケーラビリティがとてもあります。

現時点では屋外の作業員の方を想定しているとのことですが、屋内の方にも適用できるようになれば、さらにすごいことになります。以前トピックスでも書きましたが、熱中症で亡くなる方は高齢者の方が多いので。今後さらに日本の高齢化が進み、海外でも高齢化が進むとなれば、必ずいつか必要になるソリューションなので。他国に負けないようにガンガン進めた方が良さそうです。

審査員の方からは「深部体温というのは初めて聞いた」という意見がありましたが、深部体温は熱中症を考える上ではとても重要で、スポーツ選手の夏のパフォーマンス向上にも深部体温を冷やす方法が積極的に提案されています。(参考

齋藤さんは「WGBTで業界みんな動いている・・」とおっしゃっていましたが、単位が℃で気温と同じなので分かり辛く、テレビ・ラジオなど一般向けの予報ではほとんど使われていません。「形骸化している」と言われてしまっても仕方ないと思います。

だからこそこのソリューションに期待したいです。

物流のDXとダイナミックプライシング(千種提案)

ここ数年、立ち往生の発生がニュースになることも多くなり、「顕著な大雪が予想されるときは、不要不急の外出を控えてください」というアナウンスが多くされるようになりました。

しかし、自主的な外出控えに頼ることもできないと思っていて、ここで物流DXの出番です。

今回のようなJPCZの大雪は、ピンポイントな予測が数時間先であれば、当たるようになってきている印象です。

DXを活用し、リアルタイムの気象予測を考慮して、緊急的に運搬料金を割り引くダイナミックプライシングの仕組みなど、物流のDXで交通量を予め減らすことも可能ではないでしょうか。

夏場の大雨の際のリスクマネジメントとしても使えると思います。

最近ことあるごとに言っているので、誰かがビジネス化しようとしてくれているかもしれませんが。笑

 

 

第二弾の開催も、期待しております!その時はスタジオ参加したいなぁ。笑

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