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おもしろくて仕事のためになる本の話

おもしろくて仕事のためになる本の話

フォロワー647人
20本の記事
ビジネスパーソンとして読むべき本、本を読むコツ、本を仕事にいかすコツ、そんなものとともに本来の本のおもしろさを発信していきます。
碓氷 早矢手のアイコン
碓氷 早矢手
講談社 IPビジネス部部長
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ビジネスパーソンとして読むべき本、本を読むコツ、本を仕事にいかすコツ、そんなものとともに本来の本のおもしろさを発信していきます。
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講談社 IPビジネス部部長
本はあなたを見守っている
全体に公開・
積読してますか？　していない？　それはまずい。すぐに本を積んでください。読めなくてもいいのです。 本を積むことは、自分を助けることなのです。 「人生を変えた一冊」か「とるに足りない一冊」か 先日、経営者と対談する機会がありました。その方は大手メーカーを退社し、ご自身で活動をされている方です。 ビジネス書の好む方だったので、お互いの好きなビジネス書について語り合いました。 私が『ビジョナリー・カンパニー』とともに挙げたのが、稲盛和夫さんの著作でした。 その方は、「稲盛和夫さんの著作は自分にはささらないのですよねえ」とおっしゃっていました。 こういうことはよくあります。 誰かにとっての「人生を変えた一冊」が、別の人にとっては「とるに足りない一冊」だったりする。
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Picks
紙の本にある３つの効能
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積読してますか？　していない？　それはまずい。 すぐに本を積んでください。読めなくてもいいのです。 本を積むことは、将来の自分をつくることなのです。 紙の本か、電子書籍か NewsPicksユーザーの中には、電子書籍しか読まないという方もいるかもしれませんね。 私といえば、紙の本が好きです。 「好き」と書きましたが、多くの場合に紙の本を選ぶのは、情緒的な理由からではありません。 私の中で合理的に考えた結果です。 紙の本を好む理由は、３つあります。 ひとつ目の理由は、物理的に積んでおくこと、とっておくことができるからです。 積み上がった書物が表すのは、自分自身の問題意識です。 自身の将来像といえるかもしれません。 現在の自分や将来像を見直し、再検討を加えるには日々目につきやすいところにある方がよいわけです。
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9月1日の積読
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積読してますか？　していない？　それはまずい。 すぐに本を積んでください。読めなくてもいいのです。 本を積むことが、備えとなるのです。 モノの備えと、心の備え なんの備えでしょうか？ そうです。心の備えです。 吉村昭著『関東大震災』や、鈴木淳著『関東大震災——消防・医療・ボランティアから検証する』といった本からは、関東大震災のおそろしさが伝わってきます。 関東大震災から101年。 実体験を伝えてくれる方は少なくなってしまいましたが、こうした本を通じて、当時起きたことを知ることができることはありがたいことです。 これらの本を読むと、かの震災では、地震そのもの以上に、その後に起こった火災による被害が大きかったことがわかります。
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Picks
文章力を上げる積読
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積読してますか？　していない？　それはまずい。 すぐに本を積んでください。読めなくてもいいのです。 本を積むことが、文章力を鍛えるのです。 誰もが文章力を上げたい。上手に人に伝えたい。 文章を上手に書くための本というものには、昔から一定の需要があります。 有名な谷崎潤一郎著『文章読本』が出たのは1934 年。 川端康成著『新文章読本』は1950年。三島由紀夫著『文章読本』は1959年。丸谷才一著『文章読本』は1977年です。 このような「文豪」による指南書から始まって、現代でもよりうまい、わかりやすい文章術を伝えようとする本は出続けています。 書店の棚を眺めてみると、もはや「文章術」というようなタイトルではまったく目立ちません。
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Picks
代わりに積読できるか？
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積読してますか？　していない？　それはまずい。すぐに本を積んでください。 読めなくてもいいのです。 ご先祖様に感謝しながら本を積むことが、お盆の醍醐味です。 5冊の本を持って旅に出かけ、帰りは20冊くらいになっている積読家の私です。 本の多くは宅配便で自宅に送ります。 誰か代わりに積読してください。 いえ、ともに積読をいたしましょう。 だって、本は読むことと同じくらい積むことが楽しいのですから。 『百年の孤独』（ガブリエル・ガルシア＝マルケス著）が話題です。 今年の6月に発売になった文庫は、2カ月で29万部を発行したそうです。 文庫の売れ行きとしては異例中の異例。 話題なので、父の本棚から受け継いだ単行本版の『百年の孤独』を読むことにしました。
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読まれ続ける、戦略思考の教科書
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積読してますか？　していない？　それはまずい。すぐに本を積んでください。読めなくてもいいのです。 本を積むことは、思考の始まりなのです。 本という刺激物 本を読むことは、頭を刺激します。 著者の思考が脳内をかけめぐり新しい考えを引き出してくれることもあれば、異世界を体験することもあるでしょう。 読めば、刺激があるのは当然ですが、本を読了しなくとも、十分な刺激があることをこの連載をお読みの方ならご存じのはずです。 本は、積んでいるだけで頭を刺激してくれます。 1970年代から、多くの頭脳を刺激し続けてきたのが、『企業参謀』（大前研一著）という本です。 ビジネス書に不慣れの方は、タイトルのいかつさに警戒してしまうかもしれません。
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読書の歴史
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積読してますか？　していない？　それはまずい。すぐに本を積んでください。いま読めなくてもいいのです。 本を積むことは、読書の始まりなのです。 大ヒットした『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』（三宅香帆著）は、労働と読書の関係を説いた本でした。 そして、全身全霊ではなく半身で働くことを説くこの本が、多くの共感を読んだのでした。 詳しくは以前の記事をどうぞ。 日本の読書が盛り上がった理由 今日はさらに読書の歴史を知ることができる『読書国民の誕生』という本を開いてみましょう。 この本では、明治30年前後に「近代日本の活字メディアと読書文化」が重要な構造変化を迎えるというのです。 この頃に、本や新聞といった活字メディアが全国的に流通網を広げます。
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Picks
人の上に人をつくらない読書
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積読してますか？　していない？　それはまずい。すぐに本を積んでください。いま読めなくてもいいのです。 本を積むこととは、独立自尊の道をゆくことなのです。 新札盛り上がってますか？ 我が家にも、渋沢栄一氏と北里柴三郎氏がやってきました。 津田梅子氏はまだですが、先日、樋口一葉氏が出て行ってしまいました。また帰ってきてほしい...。 ところで、新札に関する話題がいまいち盛り上がっていないと感じるのは私だけでしょうか。 キャッシュレスの流れとともに、渋沢栄一の私生活の「伝説」も影響しているように感じてしまいます。 概要についてはVoicyで話しましたので、よければご一聴ください。 #547 新一万円札の顔、渋沢栄一とはどんな人？『論語と算盤』 （Voicy）
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Picks
会社を変える読書
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積読してますか？　していない？　それはまずい。すぐに本を積んでください。いま読めなくてもいいのです。 本を積むこととは、徳を積むことなのです。 変革の方法 積読（つんどく）をすれば、業績は回復します。 最近は、会社に本棚があり、実務的に必ずしも必要でない本を並べるところも増えていると聞きます。 ジャンルを問わず、本の購入費用を補助する会社も出てきました。 こんな企業には幸福がもたらされるはずです。 偶然による幸福ではなく、必然による幸福です。 会社の本棚は、いわば「社としての積読」です。 社の積読は「未来の会社像」「社としてのありたい姿」ですから、経営者であれば組織としての方向性を示すために、これを利用しない手はないでしょう。
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Picks
ツンデレ（積んデレ）してますか？
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幸福への近道 積読してますか？　していない？　それはまずい。すぐに本を積んでください。いま読めなくてもいいのです。 本を積むこととは徳を積むことなのです。 積読（つんどく）は、幸福への近道です。 6月より、本についてのトピックスを週に2回書いております。 更新ペースは、NewsPicksトピックス界でトップクラスだと編集の方にうかがいました。 どうせなら、読んでいる方にとっての価値もトップクラスと言われたいところ。 ですが、一気に多くのものを望んではいけません。 まだ始めて1ヵ月です。 足るを知ることが、幸福への近道です。 幸福への近道がいくつもあることを理解した上で、今日もまた、P.F.ドラッカーの著作について書いていこうと思います。
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Picks
成果をあげる読書
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開いたページに答えが書いてある 積読してますか？　していない？　それはまずい。すぐに、本を積んでください。すぐに読めなくてもいいのです。積むことで成果があがるのです。 積読（つんどく）は、わたしの将来像を明確にします。 そもそも、積読とは買ったけれど読んでいない本です。 言い換えれば、後回しにしている関心事です。 そこには、「将来なりたい自分」が含まれています。 あるいは、本を読んでレベルが上がってしまった未来完了形の自分です。 「将来なりたい自分」をこれから設定するのであれば、身近なものではなく、背伸びしても届かないくらいのものがいいでしょう。 そういう意味では、P.F.ドラッカー氏の著作など、積読にぴったりといえるでしょう。
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Picks
頭がよくなって困っちゃう読書
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頭のいい人になりたい？ 積読してますか？　していない？　それはまずい。すぐに、本を積んでください。すぐに読めなくてもいいのです。積むことで頭がよくなるのです。 これは本当です。 積むだけでよいのです。読めばなおいいことは言うまでもありませんが、何事にも段階が必要です。 『頭のいい人が話す前に考えていること』（安達裕哉著）という本が売れています。2023年4月に刊行された本ですが、すでに60万部だそうです。 ビジネス書の世界で60万部というのは、プロ野球の選手にたとえれば、４割打者です。あるいは打者で3割を打ち、投手で15勝しているような数字です。 たとえがわかりにくいかもしれませんが、とにかく多くの人に読まれているということです。
24
Picks
お金のための読書
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本を読んだらお金が増える？ 積読（つんどく）、してますか？ していない？　それはまずい。すぐに、本を積んでください。 すぐに読めなくてもいいのです。積むことでお金がたまるのです。 （※効果には個人差があります） 本を買うにはお金がかかります。なのになぜお金がたまるのでしょうか？ 本を読むことで、お金のことを理解できるようになります。 社会のしくみについても学べます。 本を買うためにお金はかかるけれど、お金と社会のしくみを理解して稼ぐ力をつければ、つかった以上のお金が戻ってくるというわけです。 本代は、1000～3000円程度ですから100冊買ったとしても最大30万円です。生涯年収を平均的な人とより稼ぐ人とで比べると、その差は数億円もあります。ですから読書は極めて効率的な投資なのです。
79
Picks
教養が身につく読書とは？
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強要しないで 積読、してますか？ していない？　それはまずい。すぐに、本を積んでください。 すぐに読めなくてもいいのです。積むことで教養が高まるのです。 自分で書いておいてなんですが、本当でしょうか？　 積むだけで教養が高まるなんて、なんだかあやしい。 そもそも、教養とはなんでしょうか？ 「無知の知」という言葉がありますが、教養がありそうに見える人ほど「自分はものを知らない」と言います。 「私には教養がある」という教養人は存在しません。 少なくとも私は会ったことがないし、噂を聞いたこともありません。 教養という言葉は、突きつめていけばいくほど、実態が見えなくなるもののひとつかもしれません。 また、「何でも知っているよ」という「知識人」も存在しません。
54
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この世にたやすい仕事はない
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働くとは生きること、なのか？ 積読（つんどく）、してますか？ していない？　それはまずい。すぐに、本を積んでください。 すぐに読めなくてもいいのです。積むことで生きる希望が湧くのです。 NewsPicksのお昼の生配信番組「LUNCH BREAK」に出演した話は前回書きました。 動画はこちらです。後半が本の話です。見たら、戻ってきてください。 https://newspicks.com/news/10172697/ そもそも、この出演に際して私に与えられたお題は「最高のビジネス書3冊」でした。 番組構成上、そういう紹介にはならなかったのですが、このお題を見た瞬間に私は、小説を入れたいな、と考えました。
24
Picks
仕事の生産性を高める読書
全体に公開・
分断を乗り越える 積読（つんどく）、してますか？ していない？　それはまずい。すぐに、本を積んでください。 すぐに読めなくてもいいのです。積むことで心構えが変わるのです。 先日、NewsPicksのお昼の生配信番組「LUNCH BREAK」に出演してきました。 2024年上半期ベストセラービジネス書や、NewsPicks編集部と碓氷とで「働く」をテーマにした本を紹介したのです。 紹介した本は、記事末に一覧をのせておきます。 動画はこちらです。本の紹介は後半です。見たら、戻ってきてください。 https://newspicks.com/news/10172697/ いかがでしたでしょうか？ 本の話をするのは、楽しいですね。
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