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自由主義のテクノロジー

自由主義のテクノロジー

フォロワー349人
17本の記事
社会が前進していくために何が必要か?米国社会が持つ自由主義のダイナミズムと それを支えるエマージング・テクノロジー
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Nakamura Masato R.
ニューヨーク市立大学工科校、機械工学科 学科長・准教授
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社会が前進していくために何が必要か?米国社会が持つ自由主義のダイナミズムと それを支えるエマージング・テクノロジー
ジョブディスクリプション|レジュメ・ワークショップその10|ニューヨークの大学教員から見た本当の職探し【自由テック#16】
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前回はこちら:レジュメ・ワークショップその9【自由テック#15】 学生C「わかりました。エクセレントを目指したいです!」 僕「そうだね、エクセレントな技術者を目指そう。それでレジュメの具体的な書き方の説明に入るけど、まず行きたい企業の求人を探す。http://indeed.comとかで良さげなポジションを見つけるのでもいい。ニューヨークだったら2023年4月時点($1=131円)で、エンジニア全般で平均年俸約1729万円($131,917 per year) メカニカルエンジニアなら平均年俸約1277万円($97,428 per year) テクニシャン全般で平均年俸約758万円($57,864 per year) 繰り返すけどNYで平均年俸だから、エントリーレベルだったらこの平均より低いのは当たり前っていうのは理解して。でも見てほしいのはサラリーじゃなくてindeedの募集要項なんだ。例えばざっと見て今目に留まったのは、ニューヨークのクイーンズ区にあるXXX Manufacturing Corporation。
レジュメの書き方|レジュメ・ワークショップその9|ニューヨークの大学教員から見た本当の職探し【自由テック#15】
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前回はこちら:レジュメ・ワークショップその8【自由テック#14】 ------この10分の休憩がそろそろ終わろうとしています。みんな教室に戻ったでしょうか? 僕「みんな戻ったかな?休憩前はカバーレターについて話した。これからいよいよレジュメ本体についての解説に入っていく」 学生A「例のやつですね?」 僕「ん?例のやつ?」 学生B「噂のアイヴィ(Ivy)・リーグの大学やトップスクールに勝つレジュメの書き方ですよね?」 噂のアイヴィ・リーグやトップスクールに勝つレジュメの書き方? 僕「ああそのことが例のやつね」 学生B「教えて下さい」 僕「うーん、ちょっとその件でクリアにしたいことがあって。。」 学生B「はい?」 僕「社会に出たらそういう有名校の卒業生もいて競争しなきゃいけない時もあるけど、おじけずに堂々とチャレンジしてほしいって意味で何人かに話したんであって、アイヴィ・リーグやトップスクールに勝つってちょっとね、なんか短絡的。カバーレターやレジュメはスクリーニング(書類選考)をパスして面接に呼んでもらうためのものであって、面接で君達の実力と成長できるポテンシャルを見せないと企業は採用してくれない。第一、仕事に就くって勝ち負けじゃないでしょ?」
エンジニア人生一筋で米国ニューヨークに20年以上住んでいる私が、今の世の中を見渡して私自身が今就職活動をするとしたら?【自由テック#13】
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皆さんこんにちは、マサトナカムラです。 トピックスのオーナーとリレー投稿で「私がもう一度、キャリアを踏み出すスタートラインに立ったなら」というお題をもらいました。トップバッターの私は「エンジニア人生一筋でニューヨークに20年以上住んでいる私が、今の世の中を見渡して今就職活動をするとしたら?」という内容で想いを綴ってみたいと思います。 バックグランド紹介:私の20代 東京でシステム・エンジニアとして契約社員をしながら、風呂無し4畳半生活をして留学資金を貯めていた20代の頃、ストレスのせいか私は脳梗塞で入院しました。そして入院先の脳神経外科からアメリカの大学院の願書を書いてFedexで送ったんです。それほど留学したかったんですよね。アメリカで博士号を取るのが夢だったんですが、それは日本ではエンジニアとして成長でることに限度を感じていたからなんです。もし私が日本でうまくいったり、それなりにOKな人生だったら、アメリカには憧れなかったかもしれません。田舎の若者が東京に憧れるように、北海道出身の私はアメリカに憧れたんです。多くの留学仲間は留学そのものを目標にしていましたが、私は留学してアメリカに残って、エンジニアリングの研究者になって、田舎の大学で教員として教えるというを目標にしました。そんな20代でした。
キャリアイベントで|レジュメ・ワークショップその4|ニューヨークの大学教員から見た本当の職探し【自由テック#10】
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前回はこちら:レジュメ・ワークショップその3【自由テック#09】 僕「昔Mという、戦略系コンサルティング会社のリクルートの為のイベントに出たことがあるんだ。レジュメを提出して社員と話してね。僕は地球環境学の博士課程の学生だったから自己紹介したら、カーボンフットプリントとかGHG(グリーンハウスガス)の排出権取引とか色々聞いてきて話が盛り上がったんだ。どうやら、クライアントの多くが環境にやさしい企業を目指し始めているらしく、気候変動に関心を持ったりCO2エミッション(二酸化炭素排出)を抑制することなどを提案しているらしい。当時はブッシュ政権で地球環境なんか気にせずテキサスのオイルをジャブジャブ使えーって感じの雰囲気だったから、地球環境工学を専攻している僕みたいな学生は就職口も少なく肩身の狭い思いをしてたんだ。のちにオバマ政権になってからはグリーン・ニューディールとかでアメリカ全体が環境に関心を持ち始めたけどね。でもとにかく当時はそんな無関心の状況だったんだ。そんな中Mのイベントに行ったら、その社員の方が環境について熱心に語りだしたから僕も嬉しくなって、二酸化炭素よりメタンガスのほうが地球温暖化係数が20倍以上あるから、メタン排出も企業は注目したほうがいい。例えば工場の有機廃棄物を埋立処分すると1年目からメタンは生成されて大気に出ちゃうからと言ったんだ。そしたら彼女、人事担当じゃなく駆り出されたアソシエイトレベルの社員だと思うけど、人事に君のこと話しとくよって言ってくれたんだ。でもね、いつまで立っても携帯もメールも連絡が来なくって。だめだったんだと。それで1ヶ月ぐらい立ってなんとなく満杯になった留守電のボイスメールボックスを消去してたら、実は僕の携帯電話じゃなくて家の電話にボイスメッセージが入ってた。『昼間にイベントやったMの人事の者ですけどこの後xxで軽い立食やるんでよかったら来てください』っていう内容。実質二次面接だったと思う。急いで人事に電話したけどもう1ヶ月も経っていて取次いでもらえなかった。実は当時僕は携帯電話と家の電話の両方の電話番号を自分のレジュメに載せてたんだ。人事の人達も出先でたくさんのイベント参加者をさばいていた筈だから、家の番号にかけちゃったんだと思うんだ。当日昼イベントやって夜候補者を絞って立食パーティーっぽく集めてそれが実質二次面接。そんなの知らないし、人事も素早く集めて会場でできるだけ候補者を絞りたかっただろうから、イベントの後夕方に電話してくれたんだ。そんな状況だったから多分携帯電話に掛けたつもりだったと思う」
苦い経験|レジュメ・ワークショップその3|ニューヨークの大学教員から見た本当の職探し【自由テック#09】
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前回はこちら:レジュメ・ワークショップその2【自由テック#08】 僕「さっきの退屈なカバーレター『関係者へ、あなたの会社の文化は私にとってベストと感じました。また応募しているその職種を読んで益々興味がわきました。質問があれば連絡ください』ではTo whom it may concern (関係者)へ,、じゃなくXX株式会社、Department of Research & Development (技術開発部)御中とかにして、『あなたの会社の文化は私にとってベストと感じました』もなぜベストなのか伝えるように『XX社が掲げる【経験やアイディアのダイバーシティ(多様性)は最高のイノベーションを引き起こす】というメッセージはNYで学生生活している私に強いインパクトを与えました。以来、私はそのメッセージを心に刻んでいます。クリエイティブなプロジェクトを成し遂げる時、アイディアの多様性を見落とさないこと。なぜならそれが結果的に最高のイノベーションにつながると私も信じているからです。』みたいに書けば『あなたの会社は私にとってベスト』よりも気持ち伝わらないかい?何百通ものレジュメとカバーレターをスクリーニングしている担当者の手が止まるんだよ。君のカバーレターを読んで。『ホントにうちの会社好きなんだな』とか『俺も若い時そう考えてたな...』って共感してくれるかもしれない」

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