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フィンランド通信: サウナからmoi!

フォロワー825人

44本の記事

このトピックスではフィンランド出身・日本在住のフィンランド流ハピネスコーディネーターのノーラ・シロラが、サウナ文化を入口にフィンランドの魅力を紹介。

他 2人の投稿者

株式会社フィンコーポレーションプロジェクトマネージャー

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誰でもフラットに楽しめる「モルック」

全体に公開・2023/04/20

もい！フィンランドと言えばサウナ、サンタクロース、ムーミン、オーロラ、デザインなどなど。そして最近はもう一つ、びっくりするほどよく聞くフィンランド語があります。そうです。 Mölkky（モルック）です。モルックってモルックというのは、フィンランド発祥のアウトドアで楽しむスポーツ、競技、ゲーム、遊びです。簡単に説明しますとフィンランドの白樺で作られている”モルック”棒を投げて1番から12番まで書いてある”スキットル”棒を倒して点数を取ります。感覚的に少しボーリングに似ているでしょう。ルールや点数の取り方も簡単で覚えやすい。 ①一本を倒すと書いてある番号が得点になる。 ②二本以上を倒すと、倒した本数が得点になる。 ③目指すのは50点ぴったりです。但し、50点を超えてしまうと半分の25点に戻ってしまいます。

北海道アヴァント物語

全体に公開・2023/03/28

もい！前回のトピックスにて、十勝にアヴァントを作ることになったきっかけ、十勝サウナ協議会の発起人代表である林さんがフィンランドで見つかった十勝、フィンランドと十勝の繋がりを紹介しました。続きまして林さんと十勝サウナ協議会の後藤会長に話を伺って、実際に現在の北海道アヴァントまで至った道、毎年少しずつレベルアップした北海道アヴァントのストーリーを紹介します。試行錯誤のアヴァント作り何から何までの初体験の連続だったアヴァント作り、ずっとスムーズな道ではなかったです。フィンランドでは当たり前のような存在であるアヴァントですが、日本では事例が5年前まで全くありませんでした。アヴァントを作ったことのある方とはいえ、体験したことがある方も少なかったのです。

フィンランドに十勝があった

全体に公開・2023/03/24

もい！前回のトピックスで「十勝くったり湖で体験できるフィンランド」北海道アヴァントを紹介しました。大自然と雪の絶景の中でサウナで温めてアヴァントでクールダウンして、サウナ上りに美味しいジャガイモと乳製品を食べるという、十勝のフィンランド感はフィンランド人もびっくりするでしょう。でもどのような流れで十勝でアヴァントを作ることになったのでしょう。今回は久しぶりにインタビューをして、北海道アヴァントの達人にアヴァント誕生のストーリーを聞いてみます。十勝サウナ協議会の発起人代表である、北海道ホテルの林克彦社長と十勝サウナ協議会の会長、ホテル十勝屋の後藤陽介社長に話を伺いました。記事は前半、後半に分けて、最初にアヴァントにチャレンジすることになったきっかけを紹介します。

十勝にフィンランドがあった

全体に公開・2023/03/08

もい！今年の冬、フィンランドのサウナ文化で冬の風物詩でもある「アヴァント」の知名度が日本でどんどん高まっているように感じます。サウナで温めた体を、凍った湖に開けた穴に4度ぐらいの冷水に浸かって、体中に広まるアドレナリンと芯から湧いてくるぽかぽか感。自然と一体化、最高のリラックス気分。1回勇気を出してやってみたらハマる人が多いです。先日NHKの「太田光のつぶやき英語」でアヴァントの紹介をさせていただきました。放送当日に、なんと日本でアヴァントが体験できる北海道アヴァントで「フィンランドサウナフェス in Tokachi」が開催されました。私も参加しましたが、まさかテレビでアヴァントが紹介された日にフェスが開催されるなんて、すごい偶然。たくさんの方々と一緒に十勝でフィンランドの雰囲気を楽しむことができて、フィンランドと日本の強い繋がりを感じました。

冬休み＝スキー休み

全体に公開・2023/02/23

もい！フィンランドは今週から学校は冬休みが始まり、学生も多く社会人も一週間ほどの休暇を過ごします。フィンランドは長い夏休みで日本でも知られていますが、2月下旬から3月の上旬にかけて休暇をとって、真冬のウィンターワンダーランドを楽しみます。スキーをするためのホリデーフィンランドの冬は日照時間が短くて家の中で過ごす時間が長いです。2月になると日がだんだん長くなり、太陽の光を浴びられる時間も増えていますが、11月から続いている冬で精神的な疲れが溜まりやすいです。冬休みでゆっくりして、フレッシュエアーや体を動かすことで元気を戻して、待ち遠しい夏休みまで乗り切れるように体を充電します。今は「冬休み」と言いますが、最近までは「スキー休み」と呼ばれていました。なぜかというと、元々は学生がウィンタースポーツを楽しむための休みだったからです。スキーやスケートなど、冬ならではのスポーツでリフレッシュし、春季も勉強を頑張る目的でした。名前が冬休みに変わっても、未だにスキーをはじめ、何かのウィンタースポーツを楽しむ人が多いです。

フィンランドの2月14日は友情を祝う

全体に公開・2023/02/11

もい！街中を歩いてどこ見てもきれいなチョコレートが並んでいて、魅力的なチョコレートが多すぎて買おうとすると永遠に迷ってしまう私は、基本的にウィンドーショッピングを楽しんでいます。日本では「2月14日 = チョコレート」が定着していますが、フィンランドは、バレンタインよりクリスマスの方がチョコレートを多く食べます。そもそも、バレンタインデーにチョコレートを贈る習慣がなくて、2月14日のコンセプトが多くの国と違います。この日フィンランドは、バレンタインデーではなく、Ystävänpäivä (ユスタヴァン・パイヴァ)と言います。友人の日、という意味です。友情を大事にフィンランドは多くのの国と違って、2月14日は恋人の日ではなく、友だちに感謝を込めて友情を祝います。

サウナ首都でおすすめアヴァント

全体に公開・2023/02/07

もい！あっという間に2月に変わり、気温も上がりつつありますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。フィンランドは、2月は一番寒くて雪が多くて、冬を代表する月と考えられるので私はまだまだ完全に冬気分です。この前のトピックスでは、フィンランドの冬サウナの風物詩、アヴァントをご紹介しました。今回のクリスマス休暇、一か月もフィンランドに滞在しました。アヴァントにも何回も入ってきたので、今回のトピックスでは一つのおすすめのサウナ＆アヴァントを紹介します。フィンランドに行かれる際にぜひ参考にしてください。地元の方に混ざってサウナへフィンランドのクリスマスは、日本のお正月みたいに家の中で家族とのんびり過ごす、と以前のトピックスに書きましたが、今回は珍しく12月25日のクリスマスデーに出かけることにしました。向かったのは、私の故郷である、世界サウナキャピタルとして知られているTampere（タンペレ）の1977年創業「カウピンオヤ」公衆サウナ。

年明けジムで生活見直し

全体に公開・2023/01/31

もい！フィンランドのお正月、日本ほど重要な年間行事ではありませんが、新たな始まりという雰囲気は、フィンランドでもよく味わえます。転職する時期であり、新学期を頑張る時期であり、本年こそ達成したいことや行きたいところを考える時期でもあります。新しい可能性を感じます。生活の見直しタイムフィンランドだけではきっとないですが、年明けに生活を色々な面で見直す人が多いです。クリスマス休みに美味しいものを思う存分エンジョイした後、1月からは食事を軽くして、健康の面を注視してベジタリアン料理などを食事生活に導入する人や、完全にビーガン料理に挑戦する人も多いです。決めた期間アルコールを全く飲まないとか、お菓子を一旦完全にやめるなど、健康のために新年の目標やチャレンジを掲げます。

冬ならではのサウナの楽しみ「アヴァント」

全体に公開・2023/01/25

もい！ただいま日本へ帰りました。長くフィンランドに滞在できて、日照時間の短い毎日から日本へ戻って、今日みたいなブルースカイの快晴はまぶしいほどです！フィンランドも日本も、それぞれ冬ならではの魅力があると実感します。季節を問わず湖でクールダウン皆さんは、Avanto（アヴァント）というフィンランド語、聞いたことがありますか？フィンランドは、サウナで体を芯まで温めたら思いっきり湖へ飛び込んで桟橋でぼーっとして自然の中でリラックスします。こちらは個人的に一番のおすすめのサウナの楽しみ方です。但し、こちらは夏だけに限りません。そうです、真冬でも湖で気持ち良く泳いでいるフィンランド人が多いです。凍った湖でリラックス

何もしないことをする、フィンランドの冬休み

全体に公開・2023/01/12

明けましておめでとうございます！ Hyvää uutta vuotta (ヒュバーウーッタヴオッタ)！皆さんは、年末年始リラックスできましたでしょうか？私は、毎年と同様にフィンランドへ帰国して家族とゆっくり過ごしました。今回のトピックスも、実は実家のリビングルームで書いています。東京の賑やかな、可能性に溢れている生活は好きですが、やはりお休みは国へ帰ってスローライフを過ごせるのは、私にとって一番の疲れの解消法です。今回の冬休みも、相変わらず何もしないをすることで手いっぱいでした。シンプルライフ今回の冬休みの大半は森の中のコテージで過ごしました。だいたいの一日の流れは次のようでした。・遅くまで寝てゆっくり起きる。・普段より特別な朝ごはんを食べる。・何もしないことをする。たまには編み物をしたり、テレビを見たり、お菓子を焼いたり。とにかく好きなようにシンプルに過ごす。・冬の森を散歩する。・ランチを作って食べる。・コーヒーを飲む。・また何もしないことをする。・サウナを温めてゆっくり入る。たまには雪ダイブも。・夕食を作って食べる。試してみたかったたくさんのレシピにようやく挑戦できました！・映画を見る。・寝る。コテージはなぜかどこよりもぐっすり眠れる。

Hyvää joulua! (ヒュバー・ヨウルア！)

全体に公開・2022/12/19

もい！ 2022年も、気づいたら残りわずかとなってきましたね。・・・と言っても、まだまだです！まだフィンランド人にとって、年間行事の中で一番大事なのは残っています。そうなんです、サンタクロースの故郷であるフィンランドは、クリスマスは欠かせません。フィンランドのクリスマス = 日本のお正月？以外かもしれませんが、フィンランドのクリスマスは日本のお正月と共通点が多いです。 24日のクリスマスイブから3日間、実家へ帰って家族や親戚とゆっくり過ごす人がほとんどです。クリスマスならではの料理、クリスマスハム、魚料理、野菜のキャセロールなどを事前にたくさん作っておいて、日本のおせち料理みたいに数日間をかけて少しずつ食べます。

サウナで幼児教育

全体に公開・2022/12/16

もい！サウナ関連でよく聞かれるのは「何歳からサウナに入りますか？小さい子どもでも安全にサウナに入れますか？」など、子どものサウナの習慣です。フィンランドのサウナは、元々リラックスする場所ではなく、体をきれいにする場所として日常生活に浸透しました。年齢に関係なく皆さんが体を清めるところです。 4か月半でサウナデビュー個人的に、何歳からサウナに入っているかを考えてみたら、全く記憶がありません。調べてみたら、フィンランドの子どもたちは平均的に生まれてから4か月半のときサウナに入り始めるそうです。（フィンランドサウナ協会調べ）ただし、小さい子どもはもちろん大人ほど暑さを耐えられないので、最初は温度が低めの一番下の段に座って数分入る、ぬるま湯を入れたバスタブに座るなど、年齢に合わせて楽しみます。

京丹後ならではのフィンランドサウナ「ぬかとゆげ」でフィンランドサウナプロデューサーを務めさせていただきました！

全体に公開・2022/12/12

もい！以前こちらで紹介させていただいた京丹後の新しい温浴施設、フィンランド式サウナと米ぬか酵素風呂を併設した「ぬかとゆげ」が11月30日にオープンしました！京都市内から車で約2時間のところに位置している、お医者さんの吉岡直樹さんによる予防医療と地域のウエルビーイングを目的にした温浴施設です。先日のオープニングセレモニーに参加し、サウナも酵素風呂も入りましたので、早速感想とサウナの特徴をお伝えしたいと思います。フィンランドのサウナカルチャー in 京丹後ぬかとゆげの皆さんに貴重な機会をいただき、ぬかとゆげの立ち上げでご一緒させていただきました。オープン前のフィンランド視察にご案内させていただき、そして実際に一つの部屋のインテリアコーディネートやサウナ室の名付けを担当させていただきました。

パン生地は焼く前に食べる

全体に公開・2022/12/07

もい！私は週末よくフィンランドのお菓子を作ったりして、表参道にあるフィンランドのライフスタイルが体験できるお店「Hyvää Matkaa!（ヒュバ・マトカ）」のお菓子メニューを担当しています。通常メニューの他、季節限定のスイーツもご用意し、現在はフィンランドのクリスマスと言えばのお菓子、星の形をしたデニッシュみたいな「Joulutorttu（ヨウルトルットゥ）」を提供しています。今回のトピックスは、最近わかった、お菓子関連のフィンランド独特な習慣を紹介します。潰れた耳フィンランドのお菓子と言えばシナモンロール、フィンランド語でKorvapuusti（コルヴァプースティ）という。日本やアメリカのシナモンロールと比較すると甘さ控えめでスパイスがたっぷり、巻き方も独特です。また、日本では中々手に入れませんが、粗びきカルダモンは欠かせません。

フィンランド通信: サウナからmoi!

全体に公開・2022/12/01

もい！トピックスタイトルを更新させていただきました！もともとのトピックスタイトルは週刊「サウナでウェルビーイング経営！」で、三星グループ代表取締役社長の岩田真吾さんと、タマディック代表取締役社長の森實敏彦さん、私ノーラ・シロラの3人体制で始めました。会社の文化や従業員のウェルビーイングに繋がるサウナの可能性を半年間紹介させていただきました。 2022年11月からは私がメインライターを務めることになったので、サウナから足を伸ばして、これからフィンランドにまつわるあらゆるトピックを取り上げていこうと思います。トピックステーマを更新するならタイトルも更新しないと！と思いました。これからの記事で紹介したいフィンランドのライフスタイルや価値観を考えて、色んな方に相談してタイトルを迷いました。それで、いつもサウナ関連でお世話になっている作家＆イラストレーターの岩田リョウコさんに相談してみたら、素敵なタイトルを考えていただきました。

サウナを作るならフィンランドへGO！

全体に公開・2022/11/22

豊かな自然とハッキリする四季、長くて日照時間の少ない、暗い秋と冬、変わりやすい曇りの多い天気、人々の強い繋がり。フィンランドと丹後半島は、意外と共通点が多くあります。日本人の中でもそこまで知られていない、自然も伝統も素敵なところ、知れば知るほど巡りたくなる地域にフィンランド式サウナが11月30日にオープンします。それは、フィンランド式のサウナと米ぬか酵素風呂を併設するぬかとゆげです。前回の記事では、ぬかとゆげのコンセプトを紹介しましたが、今回はフィンランドのサウナ視察の感想と発見を紹介します。息しやすいサウナぬかとゆげがオープンする前に、本場のサウナを体験しにぬかとゆげのオーナーである吉岡さんをはじめ、ぬかとゆげの3人と一緒にフィンランドへ行ってきました。私にとって、子どもの頃から当たり前だったことすべては、皆さんが新鮮な目で見てとても興味深い5日間になりました。

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