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豊田 啓介
建築家、東京大学生産技術研究所特任教授、noiz、gluon
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2023年09月18日
3Dプリント建築には、いくつかの新しい可能性があります。
1. 工期の短縮とそれに伴うコスト削減
2. 自由でカスタム対応可能な造形性
3. 素材開発による環境やリサイクルなどの性能開発の可能性
4. 省人化と低スキル化による非属人的産業化
5. 災害時などの緊急対応
もちろんこれ以外にも可能性は多くありますが、同時に以下のような課題もあります。
a. 部屋単位以上の一体的な出力が難しい
b. 材料が単一かつ均質で、構造的なハイブリットによる対応が難しい(例えば鉄筋コンクリートは鉄とコンクリートのハイブリットで成立する構造)
c. 垂直方向の積層が原則のため、水平方向への施工(基礎や床天井など)が難しく、求められる構造や機能に対して材料が過剰になる
d. プリント可能な材料が限定的
e. 汎用な構造計算に対応するだけの質的な補償もしくは実績に乏しい
f. 耐候性実績に乏しい
g. そのままでは仕上げとしての質に乏しい
h. 断熱や耐火などの性能が保証されていない
i. 配管打ち込み等の対応が難しい
もちろんまだまだありますが、これだけ見ると問題点がまだ多い現状は見えてくるでしょう。ただし、課題側にはいずれも「現時点では」と言う条件が付きます。
建築というのは、なかなか単純に最低限の部屋ができれば良いとはいかないものなので、現時点でまだ商品化への道のり難しいかもしれません。人の生命や財産を守る建築関連法規の観点からも、国際的にも認めるに足りる条件には程遠いという判断がほとんどで、今回のものも可能性のうちかなりの部分を諦めて、ピンポイントでまずは実験的な販売というのが現状でしょう。
とは言え「現時点では」と言っているように、この周辺技術は日進月歩で進んでいます。法規や特殊な性能および新しい販売や所有の形との組み合わせの中でメリットを探していけば、今後大きく価値が出る可能性は十分にあります。そもそも3Dプリンタは全ての構造や要素を一体成形するよりも、既存の材料と合わせて適材適所の部分適用が本丸です。
ごく近い将来、建築においてもある一定の部分が3Dプリントで作られていて、結果これまでなかった多様なデザインや性能が実現されるようになることは確実で、そのためには今から先行投資で、ノウハウや周辺の新しい知識が集まるフラグを立てておくことは重要です。
日本発の「3Dプリント住宅」に世界から“羨望の眼差し”が集まる理由
クーリエ・ジャポン
・
2023/09/18
蛯原 健
リブライトパートナーズ 代表パートナー
・
2023年09月20日
終値ベースの時価総額は9.3ビリオン、ユニコーン時代のピークの1/4とは言え堂々のデビューと評すべきだろう。
ARMと異なり設立11年の本格的スタートアップ/ユニコーン企業の久々のIPOを市場は無事こなした。これによりマーケットのコンセンサスが形成された、つまりインフレによる株安以降グロース企業/スタートアップに対する投資家の極端な忌避傾向から転じて、同社のように健全な黒字のグロース企業は是々非々で高評価する、という長きに渡る恐怖の後退を意味すると言って良いのではなかろうか。
逆に言えば5四半期連続黒、年Ebitda 500ミリオン企業の成功IPOは、投資家のprofitable 企業選好、Loss making 企業の嫌煙がこれで益々鮮明になったとも言えよう。起業家はますます利益創造に勤しむべし、というパブリック投資家からの明白なサインである。
ともかくもこれまで無数にあるインド移民起業家によるシリコンバレーでの大成功物語がまた一つ刻まれた。
インスタカート株12%上昇、米での取引初日-43%高となる場面も
Bloomberg
・
2023/09/20
内田 有映
アソビュー CEO室 室長
・
2023年09月17日
メイクマネーがきっかけなのかプレゼンで注目をあびていますよね。
縦移動のエレベーターも、ホテル「凌雲閣」で設置され、戦後、百貨店・ホテルなどをきっかけに国内でも大きく伸びたように思います。
大手のデベロッパーとうまく組んでテーマパークやアウトレットモールの私有地から広まっていくと良さそうですよね。
政策や政治も絡むようなプロダクトなので、どこでどうスモールスタートをして、どうマーケティングをどうしていくかがキーになるのかなと思い期待しています。
「空飛ぶ路線バス」Zipparが未来的でカッコいい!運転手不足の救世主になるか?
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2023/09/17
和田 崇
㍿Laboro.AI 執行役員/マーケティング部長
・
2023年09月21日
「絵を描く」という時代から「絵を作る」という時代に変わりつつあるのかもしれません。
人の手作業によって生み出される写真や絵画の価値がなくなることはないと思いますが、新たなジャンルとしてAIとの対話を通して絵を作り出すことが、一つの表現手法として定着していくことを想像させますし、プロンプト・アーティストのような新たなアート職を生み出すことも想像に難くありません。
何かと話題になる著作権に関わる対策も、完全ではないにしてもDALLE3ではより意識されているようです。とはいえ、この点に関しては学習過程がブラックボックスである以上、簡単に収束するものではなさそうです。
個人のアート表現としての利用が加速することは見込まれますが、AdobeのFireFlyのように著作権が明確でないリスクがある限りは、プロのアーティストや企業での活用はなかなか進みにくいものなのでしょう。
かねてから議論されている、こうした生成AIの利用にあたっての確かなルール策定、法整備が早急に求められていると感じます。
OpenAIの文→画像AI「DALL・E 3」、10月にChatGPT PlusとAPIで利用可能に
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2023/09/21
ピネダ さくら
Amazon Web Services, Inc. 金融事業開発本部 コンテンツ日本リード
・
2023年09月21日
私も日本大好きですが、ニューヨーカーとしてはこういう切り取り方されて残念だなぁ、と思います。私はもうNY住んで20年以上経ちます。もちろん日本は綺麗だし美味しいし、物やサービスも良いですが!(それを返せば、提供する側は死ぬほど大変だよね、と思ってます。)私がNYで一番好きなのは人間のエネルギーと、自分が自分らしくいられる生きやすさ(ダイバーシティ)です。NYが汚いのも、貧富の差があるのも、それは日本と違って色々な価値観を持った人が共存しているからと私は解釈しています。
今年は、移民が大量に移り住み込んでいて、街の中や子供の学校でもよく見かけます。大変でカオス、もちろんアメリカが全ての正解を持っているとは決して思わないですが、移民を受け入れている懐の深さ、自分と違う人間を理解しよう、助け合おうという姿勢、常にみんながイシューに対しては自分の意見を持って、真剣に議論しあって前に進もうとするアメリカのエネルギーは、私は好きです。
大麻のひとシーンも出てきましたが、欧米では規制緩和を試しているところが今は大分多く、これは今まで「大麻は大犯罪」と勉強している日本の人には受け入れ難いかもしれませんが、政策として色々な背景もあります。日本ではあんなに酔っ払いが道端で吐いたり救急車呼ばれているのと何が違うのかな、と私は個人的に思います。
と、ニューヨーカーなのでつい感情的な気持ちが溢れ、まだまだ突っ込みたいところたくさんのビデオでしたが、これも一つのパースペクティブ、NYはパンデミックを乗り越え、今も世界をリードする楽しくてワクワクすることが毎日起きている場所です、discourageされずに訪問を考えている方は、ぜひ。
NASDAQ上場とニューヨークの今
NewsPicks Studios
・
2023/09/21
小野 淳
株式会社農天気 代表取締役農夫
・
2023年09月19日
この技術自体は魅力的ですし、土壌分析をある程度できるという点については現状はおそらくさほどでもないでしょうけど(違ったらごめんなさい、しかし現実的に土を採取しての分析や診断も簡単には生産性の向上に直結しないので)今後の精度向上に期待したいです。
しかし、小さい農地がデータさえあればテトリスのように集積できるかというとそうではありません。
農地パトロールは各自治体の農業者による相互監視(言葉が悪いですが現実的には)の意味を持ち、一定の拘束力を持つのは社会的関係性が前提となっています。
現状まだまだ耕作放棄地であろうと、貸借を進めるのは容易ではありません。
貸し側の問題も大きいですが、借り手側も安易に借りて放置してしまう可能性は否めず、その際にはやはり農地パトロールの拘束力が意味を持ちます。
また、炭素クレジットについては最近話題ですが私としては全くピンときていません。
農林水産省もすでにJクレジットという仕組みを作り、必要情報を入力するとどのぐらい脱炭素に貢献できるかすぐに数字が出てくるのですが
その算出根拠やそれが生み出す価値に関しては正直「うさんくさい机上の空論」という印象があります。
なぜなら炭素固定化にそんなに価値があるのであれば、畑や空き地を放置して草や灌木でボーボーにしたり全部を竹藪にしてしまうことが最も効果的だろうと思われるからです。農業なんかしない方がいい。
だいたい農業は機械も資材もたくさん使うので炭素出しまくりです。
車に乗らない移動の推進とかの方がよっぽど脱炭素に効果的なのに、なぜ畑に謎の炭をいれたりするのか?それは空き地や埋立地ではダメなんでしょうか?
今すでに生産性の高い農業を実現している人が、謎の資材を自分の畑に大量投入するわけがない。
私の理解が及んでいないだけなのかもしれませんが、現場感覚としては以上です。
改めてですが、衛星を使った農業技術の推進自体には期待しています。
【急成長】国や自治体がカネを払う、驚きのスタートアップ
NewsPicks編集部
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2023/09/19
荒井 健一
中国深圳で事業をやってる人
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2023年09月21日
この間深センで同じような企業に行ってきた、人間よりパソコンの方が多かった。中国のライブ配信で成功してるインフルエンサーは上場企業よりも稼げると言われてるので、AIを使ってお金を稼ぐならライブ配信だろうと、多くの企業が参入してる。
ただライブ配信のプラットフォーム側がそのうち規制し始めるのではないかと思う。
AI生成インフルエンサーが24時間稼ぎ続ける 中国ライブコマース新事情
MITテクノロジーレビュー
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2023/09/21
早船 明夫
Next SaaS Media 「Primary」運営 アナリスト
・
2023年09月20日
最近「日本においてSaaS市場のプレイヤーが出揃ったのではないか」という意見を耳にする事があります。
しかし、ナレッジワークが、参入プレイヤーも多いセールステックの領域でT2D3ペースといった高成長を遂げているのを見ると、解像度をあげればまだまだ多様なSaaS 市場が眠っていることがわかります。
特に、冒頭書かれているUI/UXの部分は重要で、たとえば、notionで出来ることの多くは、機能的にはそれ以前のSaaSやソフトウェアで表現可能でしたが、直感的な使いやすさなどが支持されユーザーが急拡大しました。
セールステック領域はSaaSの初期世代に誕生したプロダクトも多く、そのような観点でディスラプトされるケースも増えると思われます。
2年間の「潜伏期間」で達成したPMF──T2D3を超えるスピードで駆け抜ける、ナレッジワークの徹底
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1. 工期の短縮とそれに伴うコスト削減
2. 自由でカスタム対応可能な造形性
3. 素材開発による環境やリサイクルなどの性能開発の可能性
4. 省人化と低スキル化による非属人的産業化
5. 災害時などの緊急対応
もちろんこれ以外にも可能性は多くありますが、同時に以下のような課題もあります。
a. 部屋単位以上の一体的な出力が難しい
b. 材料が単一かつ均質で、構造的なハイブリットによる対応が難しい(例えば鉄筋コンクリートは鉄とコンクリートのハイブリットで成立する構造)
c. 垂直方向の積層が原則のため、水平方向への施工(基礎や床天井など)が難しく、求められる構造や機能に対して材料が過剰になる
d. プリント可能な材料が限定的
e. 汎用な構造計算に対応するだけの質的な補償もしくは実績に乏しい
f. 耐候性実績に乏しい
g. そのままでは仕上げとしての質に乏しい
h. 断熱や耐火などの性能が保証されていない
i. 配管打ち込み等の対応が難しい
もちろんまだまだありますが、これだけ見ると問題点がまだ多い現状は見えてくるでしょう。ただし、課題側にはいずれも「現時点では」と言う条件が付きます。
建築というのは、なかなか単純に最低限の部屋ができれば良いとはいかないものなので、現時点でまだ商品化への道のり難しいかもしれません。人の生命や財産を守る建築関連法規の観点からも、国際的にも認めるに足りる条件には程遠いという判断がほとんどで、今回のものも可能性のうちかなりの部分を諦めて、ピンポイントでまずは実験的な販売というのが現状でしょう。
とは言え「現時点では」と言っているように、この周辺技術は日進月歩で進んでいます。法規や特殊な性能および新しい販売や所有の形との組み合わせの中でメリットを探していけば、今後大きく価値が出る可能性は十分にあります。そもそも3Dプリンタは全ての構造や要素を一体成形するよりも、既存の材料と合わせて適材適所の部分適用が本丸です。
ごく近い将来、建築においてもある一定の部分が3Dプリントで作られていて、結果これまでなかった多様なデザインや性能が実現されるようになることは確実で、そのためには今から先行投資で、ノウハウや周辺の新しい知識が集まるフラグを立てておくことは重要です。