好調な経済の裏で、ウォール街の若者の自殺が深刻化
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投資銀行部門の経験はありませんが、リサーチも似たような状況で若手が日々疲弊している姿を見ることしばしでした。担当業種ごとの縦割りなのでそれぞれチームごとに方針が異なるので一概に言えないのですが、アナリストにとって重要なのは「考えること」だと若手に話をしたことがあります。大量の雑務の中から学ぶことも多いのですが、考える時間がないと人々をあっと思わせる発想は生まれようがありません。何事もバランスって大切ですね。でも何より大切なのは自分の人生の幸せ。
業務の忙しさと、それを乗り越えられるかは、意義を感じられるかに尽きると思う。自分がやりたいことか、成長を実感できるか、周囲からサポート・認知を得られるか、結果を出せるか。
とはいえ、投資銀行本部やコンサルなどで、相当タフな友人・知人が疲弊したのを見ている。意義があってもそれ以上に忙しいか、もしくは忙しさの中で意義が「本人にとって」感じられなくなっているか。あくまでも「本人にとって」が重要で、自分が幸せでない、将来の幸せにつながっていない、それまで耐えられないと思ったら、辞めるに限る。人生一度、幸せを追求したもの勝ち。仕事で命を落とすのはもったいない。仕事は変えられるが、命は取り戻せない。命あっての物種。仕事が辛ければ、続けなくてもいい。幾らでも違う仕事はある。