【3分理解】赤字でなぜストップ高?3ポイントで読む楽天決算
NewsPicks編集部
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今年の楽天は出だし好調。旅行が戻ってきた楽天トラブルと新NISAで好調な証券が、モバイルの赤字をカバーし、売上は5000億越えと8%成長。赤字も昨年より半分ほどに縮小しています。
単月黒字化も今年を見据えているとのこと。基地局など先行投資をしてきたモバイル事業がやっと軌道に乗り、新たな核として伸びようとしています。
昨今多くの日本企業がキャッシュフローを意識した経営をする中、創業者が残って粘り強く先を見据えた経営をしているのが楽天やソフトバンクです。
長いトンネルを抜けた経営者としての底力を感じます。携帯事業って、本当に黒字にならないとダメなんでしょうか?(もちろんなったほうがいいのですが)。Amazonは結局撤退しましたが、携帯事業を持つことで楽天経済圏が強化され全体の利益が上がる仕組みができれることのほうが大切では?
前職の新聞社時代、初めて楽天の決算に出たのが2019年11月で、この期に8年ぶりとなる赤字(当時はモバイルより、Lyftの減損が主要因でした)を出して以降、15四半期連続の最終赤字となりました。
今さら言うまでもなく、主要因や構造は「いつもと同じ」なのですが、今回の記事は少しだけ趣を変えてみました。
ちなみに今回の決算も、三木谷CEOはスーツに「楽天カラー」の赤ネクタイ姿。ここまで来たら、本当に黒字転換するまで願掛けでスーツを着るのかなとも思いますが、その効果がしっかり表れる日はいつになるのでしょうか。
とりあえず、今日15日の株価がどうなるのか注目です。