北朝鮮製ミサイルがウクライナに着弾「部品に日本企業のマーク」 英調査団体が明かす
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地政学リスクが上昇する中、企業のサプライチェーン管理は効率化という観点と同じかそれ以上に、経済安保リスクの低減という観点も重要になります。
tier2以降のサプライチェーンを把握できていない企業については、サプライチェーンの調査・把握・見直しを実施すべきです。コストも手間もかかりますが、地政学的情勢を踏まえればそのうちそれが当たり前になるので、早いに越したことはありません。
こういうニュースで自社の名前があがった際、全体像を把握した上で対外コミュニケーションができるのとそうでないのとでは、雲泥の差があります。経済安全保障の観点から、軍民デュアルユースの技術には最新の注意が必要だが、どうしても抜け穴が生じてしまう。北朝鮮の弾道ミサイルのロケットエンジン技術も、元を辿ればウクライナだったはず。
この調査では日本製、日本企業のものとみられる(偽物も含む)ものは3%強であるのに対し、アメリカ製は75%を超えるということなので、日本製との刻印があってもあまり大騒ぎしない方がよいのではないだろうか。