【3分理解】権力は大統領並み?数字で紐解く「知事」の実態
- 1回の選挙で「300万票」?
- 数字①「3選以上」=19人
- 数字②「元官僚」=26人
- 数字③「地元出身外」=17人
- 7月に控える「日本最大の直接選挙」
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明日、静岡県知事選の告示日を迎えます。
今回はそんな静岡県知事選…についての記事ではなく、
意外と不思議に包まれている知事そのものの立場、職務についての記事です。
7月には都知事選も控えます。
自分の住んでいる地域の知事選がある時には、ぜひこの記事に書いてあったことを思い出してみていただければと思います。
かつて都道府県知事は”藩主”に代わって中央(自治省)が地方を統治するための役職で、”お殿様”であるがゆえ、地方を動かす大きな力を持っていた。47都道府県の知事のうち『元官僚=26人』というところにその名残が見て取れます。
ところが知事が公選制に変わり、更に地方分権が叫ばれて、選挙で選ばれた都道府県知事と中央が対等の関係になったのに、知事が都道府県をコントロールする大きな力はそのままです。
国は大まかに言って税金の三分の二を集め、そのうち三分の一を地方に配って三分の二使わせており、カネを配る力で地方をコントロールしますけど、知事が言うことを聞かなければそれまでです。
外交、防衛といった国家を挙げてなすべきことと地方が為すべきことを改めて仕切り直し、財源の在り方も整えて、統治機構そのものを作り直す必要があるんじゃないのかな・・・ 行政区分としての都道府県の規模格差が極端に広がって、それぞれの選挙区に利権を持つ二世・三世の”家業としての政治家”が国会と政権を占めるいま、道州制といったものを含む大改革に前向きになるとは思えませんけどね。
地方と中央が対立し、変化を拒んでいる余裕は今の我が国には無いように思うのですけどね・・・ ( 一一)
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