米FRB、利下げ先送り示唆の見通し-6会合連続で金利据え置きへ
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パウエル議長は前回FOMCまでは極力早く利下げをしたいと考えていたように思いますが、3月CPIの上振れを受けて修正を迫られた格好です。それでも次の一手が利下げという認識には変わりはないと思いますが。
本日のFOMCについてはすえ置きでほぼ間違いなく、会見でもあまり今後についてのヒントを与えず、物価動向次第と言うにとどまるのではないかと思います。記事にあります「バランスシート圧縮プログラムのペース減速の発表」にも注目したいです。これが米国債のイールドカーブを押し下げる方向に働けば、最近の円安の背景にある2~5年のゾーンの米日金利差の縮小につながることが期待されます。