日本経済、本当は世界何位?――インフレで膨らんだ世界と、デフレで縮んだ日本
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「米欧は高賃金だが、それに見合って高物価。実質的な生活水準で、差はない。先方の価格表示が二倍になっただけのこと」 (@@。ウーン
嘗て米国と香港に駐在し、欧州諸国に何度も出張したりもしたけれど、当時、ロンドンでもパリでもニューヨークでも、物価を無茶苦茶安く感じたものでした。アジアの途上国あたりを旅行すると、物価はホントにタダ同然。ところが今は先進諸国に行くと目の玉が飛び出るほど物価が高く、途上国に行ってさえ、タダ同然と感じるほど安くはありません。
日本国内で暮らしている限り、さほど変化を感じないかもしれませんけれど、先進諸国の物価を極めて高く感じるのは、途上国に共通の現象です。過去の蓄積もあるので、国内にいる限り過去とそれほど変わらない生活水準を保っているように思えるかも知れないけれど、高い海外の物価はいずれ日本に波及して、輸入に頼る我が国の豊かさをじわじわ奪って行くような気がします。日本は大丈夫と信じたい思いは私にもありますが、相応の危機感を持って打開策に取り組まないと、日本の未来は開けないんじゃないのかな・・・ (・・;円安で喜ぶのは、輸出企業と外貨建て投資してる金持ちだけ。庶民は円高の方が圧倒的にメリットを感じられる。
物価上昇で打ち消されるくらいの賃上げなんかより、円高で海外からものを安く買えた方が、よほど潤い実感できていいと思う。
日本のサラリーマンは、景気が冷え込もうが、大して給料も下がらないしクビにもならないのだから。