中国、福建省住民に台湾の離島・馬祖島への旅行を解禁 2019年以降、台湾への旅行禁止 台湾与党・民進党をけん制か
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注目のコメント
この手の細かいゆさぶり、アメとムチは、中国側は山のように繰り出しています。台湾側ももう飽きているのではとも思いますが、国民党議員からすると、観光業界や農業など地元の特定産業をわかりやすく支援できるチャンスということなんでしょう
中国は、台湾の頼清徳・民進党新政権のスタートが5月20日であるので、その前にいくつもの変化球を投げることで、政権への揺さぶりを行なっている。実際台湾はコロナ後の観光復興が遅れており、観光業者からの民進党政権への不満は強かった。そのあたりを見越して、当分は飴と鞭を使い分けながら、中国と交流したほうが台湾にとって利益になる、なぜ民進党は中国との交流を拒むのか、という空気を作り出すことを狙っているのだろう。
今月の馬英九訪中同様、5月20日の頼清徳新総統就任演説に向けた、中国側からの牽制球だと思います。中国の対台工作には、軍事演習、経済制裁、海上封鎖、政治浸透、外交圧力など様々な側面がありますが、「取り込み」こそが究極的なアプローチである点は、いまも、これからも変わらないと思っています。