中国の銀行へ制裁辞さず ロシア物資調達関与警告―米財務長官
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米国政府の意図は理解できますが、中国の大手銀行による西側の国際金融市場でのプレゼンスが相対的に大きくない以上、イエレン長官が示唆する措置の実効性には不確実な面が残ります。
加えて、長い目でみれば、ロシアを含めて米国との関係が芳しくない国々を中心に、中国を中心とする国際通貨圏を定着させる動きを促進する可能性もあります。
記事が示すように、せっかく米中の金融当局間で国際金融システムの安定に向けた対話が進んでいる以上、そうした成果を活かす方向での対応が有意義だと思います。制裁を回避したい中国の銀行は、今、ロシアとの取引を制限しているということです。
このことは、中露間の貿易の停滞につながると考えられます。ロシア経済の先行きの懸念材料です。そもそも長年NATO東拡をしてなければ戦争なかったのだから、明らかにアメリカ/ウクライナが正義の前提としてますからね。まあアメリカは第二世界大戦以降でも戦争していない年は数えるぐらい、世界一の戦闘民族です、ロシアではなく、今後も戦争の火種を植え続ける事でしょう。