2024/4/16

【必修】転職=正解?年収アップに繋がるキャリアの作り方

NewsPicks マクロ・マーケット担当記者
連続ベアに株式報酬の導入、職種や世代別の給与水準の見直し──。
日本の「給料」が大きく変わろうとしている。
昇給がなかなか見込めない会社に勤める人にとって、転職は給料を増やすための一つの手。
だが、「入ってみたらその後、全然昇給しない」「次の転職が難しくなった」などのリスクも少なくない。
長期にわたって「実入り」を増やすために、結局、会社員はどうしたらいいのか。また、転職したとしてその後のキャリアパスをどう判断すべきなのか。
DeNAでHR本部長を務めたのち、人事コンサルを手掛け、200社以上の人事や評価制度を見てきたPROJECT COMPの田川啓介CEOに解説してもらった。
INDEX
  • ①あなたのお値段、ハウマッチ?
  • ②会社の「変化度」を見極める
  • ③転職後のキャリアパスを描く
  • ④「売り時」を間違えるな
  • ⑤「NEO年功序列」がひそかにアツい
  • ⑥「NG企業」の見分け方
  • ⑦給料だけじゃない、転職のポイント
「会社員の給料」ということを考えたときに、令和はある意味めちゃくちゃ面白い時代です。
なぜなら、これまでとがらりと変わる予兆があるから。
例えば、保守的と思われていたような企業でも、職種ごと、年代ごとに昇給のペースや金額を変えるケースが増えています。
多くの企業が変わろうとしている今だからこそ、長期で見た時に自分の給料(市場価格)を上げていくためにはどんな会社を選ぶべきか、見極める力が求められています。
判断力を磨く方法を7つのポイントに分けて、具体的に見てみましょう。