加齢と戦う新ビジネス、更年期市場戦略
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私自身もまさにその年代ですが、40代半ばから婦人科を訪れ、処方等をしてもらっているおかげで症状と無縁で過ごせています。
更年期症状は男性にもあると言われています。誰もが、自分の体調の変化やそれに伴う悩みについて、憚ることなく話せるような世の中にしていきたいですね。私は30代終わりから更年期が始まり、本当に40代まるまると50代の初めを無駄にし、経済的にも行き詰まりました。(もともと10代後半に甲状腺や性腺刺激ホルモンの分泌異常があったこともあり)
そのときの一番の”こうしておけば良かった”は、なんとかクリニックではなく、初めから、本格的な婦人科と精神科にかかっておけばよかった、ということです。
極度の貧血と卵巣がんのマーカーが常に高い状態(がんでも腫瘍でもない)が続き、体調からうつ状態にも陥りました。
でも、恥ずかしさもあり、レディースクリニックやメンタル相談室といったところを受診していました。
その恥ずかしさを捨て、総合病院の婦人科と精神科にかかり、40代での閉経、量をケチらない抗うつ薬処方を選択したことで、劇的に快方に向かいました。
症状の如何によって、こうした判断ができる相談窓口があればと思います。
勿論、40代での閉経には、乳がんなどのリスクと高齢出産のチャンスを失うことが伴います。
でも、私のようにいちぢるしくQOLが低い場合は、こちらの選択を早くした方が良かったと後悔しています。米ファーストレディのミシェル・オバマ氏や、ハリウッド女優のグウィネス・パルトロウ氏などが、更年期障害を社会課題として捉え、オープンに情報発信しています。
また、英女優のナオミ・ワッツは、自身が悩んだ更年期障害の経験をもとに、バイオテクノロジー企業と提携して、更年期障害に焦点を当てたブランド「Stripes」を立ち上げました。
米女優のジュディ・グリアも、自身の更年期障害の経験から、更年期女性向け製品を展開するWileの創設パートナーになりました。
海外ではセレブや著名人が、更年期の情報発信やブランド立ち上げに携わることで、少しずつ更年期障害に対する理解が進んでいるようです。
日本だと、どんな方が情報発信すると理解が深まるか。そのあたりも踏まえて、読んでいただけるとうれしいです。