『AKIRA』、谷口ジロー、『電影少女』など人気のフランス アメリカと違い「おたく文化」とはくくれない理由
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フランスは漫画にとってはかなり昔から普及した市場の一つですが、ちゃんと市場として確率したのは実はここ数年の話じゃないかと思います。
海外市場の数字は探すのも難しいですが、2022年時で約530億円程度との試算でここ10年で4倍にまで膨らんだとされています。
日本は電子も含めると6000億円以上の市場になるので比較にならないとはいえ、1989年から輸出されていたことを考えると文化として認めてもらえているこの証ではないかと思います。
あまり日本にいるとピンときませんが、そもそも日本ほど書店が多い国もなく、本専用の流通が発達していて、製本も安価に済む国ってないんですよね。
国が違えば出版流通も異なるので、そこに対応していく難しさがあったのではないかと思います。
今後については、電子の領域でもまだまだ市場が伸ばせそうなので、この流れで大きくなるといいですね。フランス映画を見ていると、フランスには行間や雰囲気を楽しむ文化があるように感じる。
行間や雰囲気そのものの内容に差はあれど、日本と似ている部分も多いんじゃないかな。
だからこそ、日本で一部のファンから熱狂的に支持される作品は、フランスでも支持される可能性が高い傾向にありそう。こういう見方も確かに出来る。Fnac(フランスの代表的な書店+AV家電チェーン)でも谷口ジローの原画展したりしてますし。
でもFnacの店頭に平積みになっているのは日本でも一般的なヒット作です。BDに近い文学的な作品の受容という懐の深さがあるのも事実ですが、全体の需要としては日本とよく似たものが読まれていると思います。