【解説】小林製薬「盤石」ビジネスモデルの落とし穴
NewsPicks編集部
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これを読んで、今回の「紅麹」問題は、結局のところ会社のガバナンスの問題だと直感してしまいました。この会社には、近い将来第三者委員会が設置されるか、国による検証委員会が立ち上がって、なぜ問題が起こったか丸裸になると思います。その中で、なにが問題だったのか、誰に責任があったのかが詳らかになるでしょう。なぜ、厚労省は、小林製薬の会見中に会見を行ったか、の謎も解けるはずです。それらを待ちたいと思います。
「古くから使われてきたものを有効で安全だと判断して商品化」が「落とし穴」ということでしょうか?もし生産設備が古くて問題が起こったとすれば、単純な(しかも深刻な)ミスですが。
それにしても「腎障害の方がアプリを摂取していた」という話と「アプリを摂取したら腎障害になる」という話は似ていて違う話(いわゆる条件付確率)なのにごっちゃになって語られている気がするのは私だけでしょうか?独自のビジネスモデルを確立し、ニッチな市場で不動の地位を気づいていた小林製薬。直近の決算では、26期連続の増益を達成していました。
いったいどんなビジネスモデルだったのでしょうか。そして、今回の紅麹の問題は、小林製薬の業績にどのような影響を与えるのでしょうか。
業界に詳しいアナリストなどに聞きました。