[23日 ロイター] - 23日付のニューヨーク・タイムズ紙は、フィアット・クライスラー・オートモービルズ<FCHA.MI><FCAU.N>のマルキオンネ最高経営責任者(CEO)が3月、米ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>のバーラCEOに合併を打診していたと報じた。GM側は提案を拒否したという。

マルキオンネCEOがバーラCEOに送った電子メールを見た関係筋の話として報じた。同紙によると、マルキオンネCEOは、自動車メーカーはコスト削減のため合併すべきだと力説。GMとフィアット・クライスラーが合併すれば数十億ドルの削減につながる、と強調した。

同紙によると、バーラCEOやGMのその他幹部は合併に関心を示さず、「マルキオンネ氏は面会を求めたが、完全に拒絶された」という。