堀江さん、未来の「交通インフラ」はどう進化しますか?(後編)
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究極の車はイス? 私はこの数か月に数回にわたり調べて考えて、「それはない」と結論した。
イスと言えば、障碍者用のWHILL https://whill.jp/ ( 最近こういう構想も見た https://goo.gl/6VPe6k)、高齢者用の電動カートhttps://goo.gl/9IHcYS、健常者用のUNI-CUB http://goo.gl/tptIXZ はどれも良いが、万人向けで交通インフラに接続するものではない。クルマ微小化のi-ROAD http://goo.gl/ayVDl1 と、ローラースケート電動化のセグウェイ https://goo.gl/lGjhri の両方向から進化してきたパーソナルモビリティは、種類はたくさん出たが同じように主流にはならない。
アメリカ郊外や日本の地方は人口密度が低く、自然的に自家用車が中心となる。窮屈で居住性の劣る電動イスやパーソナルモビリティが分け入る余地はない。
ロサンゼルスやバンクーバーのような車社会は、車の所有・運転・事故の総合コストが高い上、渋滞地獄を招く。人口がもっと多く車社会まだ発展途上の北京やジャカルタ等の大都会は、それにプラスして大気汚染地獄と駐車場不足に陥る。それらに比べ日本の大都市交通インフラは、はるかに合理的で先進的で天国とも言える。大輸送量かつ高効率でクリーンな鉄道を最大限に生かし、都市内と都市間の移動は快適で高速で時間通りだ。庶民も金持ちも平等に乗り、運転労力や事故がなし、休憩や読書やスマホ操作もできる。
電車やバスを乗る前後の両端のラストワンマイル交通は、今まで歩行と自転車だった。適度の運動で健康維持のために、電動イスやパーソナルモビリティに変えるべきではない。ただ疲れる時や悪天候時は(自転車と一緒に)車に乗れると助かる。思い立ったらいつでもどこでもタクシーを拾って低料金で乗れる、そんな理想な世界が完全自動運転のタクシーにより5年後に現れ10年後は広がりそうだ https://newspicks.com/news/1706560?ref=user_338134 。今路上に走る自家用車の数は10年後にタクシーの数になり、タクシー数は自家用車数になる。空車と渋滞も減る。
つづきは https://newspicks.com/news/1410144?ref=user_338134
注目のコメント
個人的にはアジアの新興国の公共インフラの整備に興味がありますね。タイとかインドネシアよりもカンボジアとかミャンマーのような後進国のほうがドラスティックな改革が可能な気がします。
(追記)堀江さん指摘のカンボジアやミャンマーの方がドラスティックに改革ができるという点はそうだと思います。タイとインドネシアあたりは、すでに自動車が必須のものになってしまっていたり、中途半端な公共交通インフラがあります。カンボジアもミャンマーも車社会になり始めているので、やるべきは今なのでしょう。アジア新興国の公共インフラはきちんと調べてみたいです(追記終わり)
日本初のLRT導入は富山県富山市。下記の資料をみると、政治と行政のリーダーシップと適切なタイムフレームを持った計画と実施と模範事例として考えることもできます。関係者の巻き込み方も上手だった。
「なぜ富山市ではLRT導入に成功したのか?」
http://www.jterc.or.jp/kenkyusyo/product/tpsr/bn/pdf/no36-03.pdf
「富山から広がる交通革命」
http://shop.kotsu.co.jp/shopdetail/003000000039/
富山は親族がいるので時々行きますが、LRT導入によって高齢者や自動車免許取得前のティーンのほか、ビジネスでも使う人が結構います。富山は様々なインフラのレベルが高いので、コンパクトシティへの試みとしても面白い都市です。富山はバスと既存のJRとの接続をしています。
富山は各種の指標をみてもかなりランクが高い県です。もっと研究されて良い都市だと思います。
東南アジアでは先発国では多くの国で導入済みですし、これからは新線や延長計画がある段階です。また、後発国でも始まりつつあります。"究極の車は「イス」"というのはその通りだと思ってる。例えば、OK GOが"I Won't Let You Down"のPV http://m.youtube.com/watch?v=u1ZB_rGFyeU で起用したことで話題になったホンダのユニカブ(UNI-CUB)。
#余談ですが、本PVはドローンで撮影されたそうです。
このあいだ日本科学未来館に行った時に、展示されてるユニカブβに試乗してみたのですが、めちゃくちゃ快適。少しコツを掴めば、特別な運転知識がなくてもスイスイ進める。ああ、これがモータリゼーションの未来だなぁとぼんやりと思ったものです。ワクワクするなぁ本当。