ドルトムントは「共感力」でアジア市場に挑む
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海外クラブが来日して親善試合を行う際、ポイントになるのはシーズンオフとはいえ、どれだけおもしろいプレーを見せてくれるか。2000年代前半にローマが来日した際、トッティを生で見ることを心底楽しみにチケット購入したが、蓋を開けてみればメンバー外で、その他の選手もまるでやる気が無く、海外クラブが来日しての親善試合は2度と見に行かないと決めた。話変わって外国人DJが来日した際も手抜きプレーをすることがままあるが、日本人はそれでも相手の名前だけでキャーキャー言うから、手抜きをしてもいいと考えている超大物DJもいるという。相手を本気にさせるためには、見る側が目を養うことも必要だと思う。
5月のニュースですが、私、最近NP始めたものでご容赦を。
この記事の内容、9月にドルトムントのBVB本社で講義を受けてきました。
「共感力」の向上策に関して、ここに書かれていないことで興味深かったのが「BVBのアナログ力」です。
クラブとサポーターとの距離を近く保つため、5人の専属スタッフが「サポーターの声」に耳を傾けることを専門にしています。
方法はネット調査も用いながら電話、フォーカルグループ調査、そしてスタジアムでの聞き取り調査といったもの。
これらは3ヶ月に一度のペースでクラブ幹部に報告され、広報・PR、ファンサービスなどに活かされています。単純ながら、「サポーターが抱くクラブらしさ」を把握する重要な方法ですよね。非常に泥臭い!
これをクラブマネジメント内部に組み込んでいる点がBVBの強みでしょう。