人気沸騰。「ユニコーン投資」の落とし穴
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シリコンバレーの多くのVCが「パフォームしている」と謳っていますが、ほとんどの場合、その根拠は未実現のバリュエーションをベースにしたもの。日本と違って後のラウンドから入る投資家に売却するケースもよくあるようなので、ババ抜き的な側面もあるのでしょう。
記事にあるように、投信運用企業が、最近のベンチャーの資金調達ニュースででてくることは気になっている。特に、結構T Rowe Priceは見かける気がする。
一般的に、運用商品というのはガイドラインというものがあり、そこにどういった投資をするかということが決められていて、そこに違反した場合は「ガイドライン違反」としてすぐに直しに行く。例えば日本株運用であれば、日本の上場企業に投資するとあり、それ以外には投資できない。また複数国運用だが一国の比率が10%を超えないとあれば、それを意識するし、持っている銘柄が急に上がって超えた場合はすぐに売って、かつ報告も求められる。非上場企業に投資している商品は、ガイドライン的にどうなっているのかが、気になっている。
記事にあるFidelityのContrafundは検索すると『Normally investing primarily in common stocks.』とあるので、非上場もガイドラインとしては認めているのだろう。また最新の四半期報告書見ると、ベンチマーク対比でプラス寄与した2番目の銘柄にPinterestが入っている。一方で、記事指摘にもあるように価格算出(NAV算出)プロセスはとても気になるところ。
http://bit.ly/1PzZcy6知らなかった。ますます未上場と上場の境目が薄まって来ていますね。
「最近は事情が異なる。フィデリティやT・ロウ・ブライス、ブラックロック、ジャヌスなど大手の資産運用会社は、ウーバーや画像共有型SNSのピンタレスト、宇宙開発企業のスペースXなどの未公開株をひそかにポートフォリオに組み込み、ミューチュアルファンドの運用益を引き上げようとしているのだ。」