IoTの源流:巨大企業GEはいかにインダストリアル・インターネットを立ち上げたか - DHBR
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『イメルトが世界規模のソフトウェアセンターを作ると宣言した後、GEは物理的、組織的、文化的に大きな課題に直面した。』
GEですら、このような課題に直面するということに少し驚いた。そして、課題解決に向けた「構想力」と「コミット」と「実行力」には学ぶべきところが非常に多かった記事です。
また、プラス「資金力」を考えると、、、日本の対抗馬(日立とか)に勝ち目はあるのか?と思ってしまう。Siemensですら危うい感じがする。
話はズレますが、こういうの、やってみたいなぁ。
注目のコメント
これはめちゃくちゃ価値があるケーススタディ。すべての製造業の人が熟読すべき内容。オールドエコノミーの雄がイノベーションのジレンマを乗り越えるにはこのくらいしないといけない。やはりGEとコマツはよい教科書ですね。
既存組織に必ず軋轢が生まれるので、その後ろ盾となるトップダウンの力が重要だし、その背景はこのままではいけけないという強烈な危機感。
組織は本体とは全く別の発想で、横槍が入らないように守りながら設計しないといけない。おそらく給与体系、勤務形態も違う中で本体の人のやっかみがあるのが普通。社内に「異文化」を飼うという発想でしょう。
ちなみに、GEさんは社内でこういう組織を社内に立ち上げながら、出資や外部との提携も積極的に進めており、開発運用プラットフォームの会社に出資したり、ビッグデータ解析でアクセンチュアと提携したり、これまでなかった経営資源を一気に立ち上げている点も重要です既に占部さんがコメントされているように、規模がデカい中でイノベーション産むにはトップのサポートが必要。また新しいことやるという点では外部人材の活用も同様。
教科書的に王道なことをやっているが、それをこの規模で実行できるのがすごい所。これはいい記事。特に戦略転換のためにはビジョンを共有し、なぜその戦略なのかに共感してもらうことが必要という点。
「最初にやったのは、ポジショニングを明確にすることです。顧客とのより多様なパートナーシップによって、マーケット主導で大きな成果を生むという、GE全体で共有できるビジョンを打ち出しました。また、将来の方向性を明確に示しました。つまりインダストリアル・インターネットの推進です。ソフトウェアだけについて説明しても受け入れられなかったでしょうが、これははるかに大きな、顧客主導の戦略です。」