日銀、マイナス金利解除へ 17年ぶり利上げ、19日決定
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注目は短プラへの影響でしょう。
マイナス金利導入時は短プラ下がりませんでしたから、マイナス金利解除しても短プラ上がらなければ実体経済への影響は限定的となることが予想されます。
しかし、短プラが上がるようなことになれば、すでに変動金利で住宅ローンを借りている家計や、銀行から短期資金を借りているような中小企業にとっては利払い費の負担増となりますので、警戒が必要でしょう。
いずれにしても、マイナス金利解除以外のYCCや量的緩和面での変更や、マイナス金利解除以降の日銀のスタンス次第で影響は変わってくると思います。最初のリークは1/22,表面的には無風に見えた政策決定会合の後でした。金融機関向けの説明会や記者向けレクチャーでリークを繰り返し、唐突なサプライズとならないよう利上げを既成事実化したという理解で良いと思います。長期金利は横ばい、短期金利は利上げ幅の50-75%の若干の上昇になる可能性が高いと思います。日銀には影の総裁がいると言われています。