2024/3/14

【未来展望】フィグマCEO、「AI時代のデザイン」はこう変わる

NewsPicks ジャーナリスト
デザイン開発のプラットフォーム、フィグマ(Figma)。
誰でも簡単にUIデザインに参加できるクラウド型ソフトとして、世界各地の企業から熱狂的に支持されてきた。
2022年には評価額100億ドルの「テラコーン」となり、アドビ帝国が支配するデザインソフト界で「アドビキラー」と称された。
そして、2022年秋、なんとアドビが2.9兆円でフィグマの買収を発表。ところが、アドビの市場独占を懸念した欧州当局の抵抗もあり、2023年末に買収計画は頓挫した。
アドビとのディールが消滅した今、フィグマはどのような戦略を描いているのか。
また、デザインを自動生成する生成AIがフィグマのビジネスを破壊する懸念はないのか。
また、フィグマを日々使っているデザイナーも、雇用喪失の危機に立たされている。
こうした疑問を問いただすべく、昨日、同社の戦略発表会に登場した創業者のディラン・フィールド氏に直撃した。
INDEX
  • デザイン界に吹いたクラウド革命
  • 帝国による買収、そして破綻
  • デザインの境界線を破壊する
  • AI時代のデザイナーの未来

デザイン界に吹いたクラウド革命