パキスタン下院、シャリフ氏を首相選出 「選挙に不正」野党反発
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ムスリム連盟のシャリフ家、人民党のブット家と並んで、この2つの一族がこれら2大政党を率いてパキスタンの政治を牛耳ってきました。
いずれの一族も元々は広大な農地を所有する大地主で、今では企業グループも抱えています。
こういうところは、フィリピンなどにも似ています。
この2つの一族の2大政党が、政治家一族の利権を確保するばかりで、あまりパキスタン国民全般の利益になることをしないので、愛想をつかされて、登場したのが、元国民的クリケット選手、イムラン・カーンの政権(2018~2022)でした。
イムラン・カーン元首相も、今や獄中であり、2大家族の政治がもどってきました。
しかし、パキスタンはもはや対外債務の利子払いもままならない状態で、もうもたないですから、2大家族では早晩どうにもならなくなるでしょう。