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借金して自社株買いすればROEは上がるが、自己資本比率が落ちる。そこで「一般的な債務に対して返済順位が劣後し、格付け機関から調達額の半分が資本として認められる。このため格付けの低下を抑えられる。一方で貸借対照表上はあくまでも負債として計上され、財務レバレッジの上昇でROEを高める効果が期待できる。見方によって違う姿がみえる」(記事から)という仕掛けを考えた。

上手いような気もするけど、セコイような感じもする。いかにも商事の財務好みの小技である。正々堂々と儲けてROEを上げたらいいのに、と望むのは外野の勝手な応援か(小生は遠い昔、商事社員だった)。

三菱商事は相対的に財務力が強いけれども、商社の劣後債は、特に期間の長いものには気を付けたい(今後の資源価格やカントリーリスクで…)。特に個人にまで売られるようになったら(商事はそうならないだろうけど)、「機関投資家がその条件では買わない」という意味でもあり、個人投資家は避ける方がいいと考える。
劣後債自体は、一定あるが公募というのが新しいのだと思う。劣後債が使われる目的として大体2パターンあると思い、一つは格付けの低下を抑えつつ(長期かつ劣後で50%資本性が認められる)、本件のようにROEを下げない(でもBSでは負債)ため。これは先日Pickした下記永久債でも同じような効果が期待される。資本規制が多い金融機関で劣後債発行は多い。
もう一つは、レバレッジが効いている企業が格付け下げられそうになっているときに、増資による希薄化を避けるため。これに該当すると思われる事例は、DICの60年劣後債とかがあり、私募(金融機関が引受)だった。
https://newspicks.com/news/959949
ROEを上げるための負債調達は全然アリです。劣後債は日本ではあまり一般的でないかもしれないが、海外では普通です。負債は調達が継続可能な範囲内であれば、今の金利環境では借りない方がおかしいです。強固な財務と言うお題目の元、ただの怠惰に陥っている会社がほとんどです。事業のステージに適応した財務戦略があってしかるべき。「レバレッジでROE高めるのは卑怯だ」みたいな単純な考えから一歩前に進んでもらいたい

ちなみに秘策と表現しているのは日経新聞であって会社じゃないと思いますが…
ハイブリッドファイナンス自体はずいぶん昔からあって、過去NEC等も発行したが全然流行らなかった。結局のところ、格付け対策なので債券市場におけるフリークエントイシュアー以外にはあまり意味がない。ただ最近はROE向上に脚光が当たっているし、リキャップCB(転換社債)もlixilなどが発行しているので、後に続く企業もあるかもしれない。

NECのリリース
http://jpn.nec.com/press/201304/20130426_05.html
「秘策」というにはあまりに技術的。資本性があるものを負債にすることに疑問を感じないようでは、会社の品格が疑われる。小手先の策の賞味期限は短い。
三菱電機株式会社(みつびしでんき、英語: Mitsubishi Electric Corporation)は、日本の大手総合電機メーカーであり、三菱電機グループの中核企業。 ウィキペディア
時価総額
4.07 兆円

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