川の流れに身を任せろ。ただし、土左衛門にはなるな
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注目のコメント
前回の僕の記事へのコメントで、(何がやりたいのかまだよくわからない新卒就活生は)「とりあえず潰しのきくところに入るべき」「潰しがきくのは総合商社やメガバンク」「転職市場で評価も高い」という意見を多くいただきました。確かにこれはこれでひとつの川の流れ方ではありますが、僕はいい流れ方だとは思いません。「潰しがきく」という構えでいると、結局のところ潰されるだけで終わってしまう。はじめから離婚を前提に結婚をするとあまり幸せな結婚生活にならないのと同じです。
TK全盛期に育った自分はtrf型。「出会いこそ人生の宝探し」と思っとります。何が起こるかわかんないし、計画のしようがない。
本稿にもありますが、幸不幸は自分の期待値コントロール次第。入社しなきゃ実態なんてわからない程度に思って、あまり期待し過ぎないことが楽しく過ごすコツじゃないでしょうか。野菜を食べずに毎日牛丼ばかりという偏食の若者に対し、『肉類は少し控え、野菜を食べましょう』というアドバイスは有効です。一方この手のアドバイスに耳を傾けているのはそもそも肉をあまり食べないご老人が多かったり。こちらはもっと肉を食べて欲しいのに・・。肉類が不足すると血管が弱くなり、脳出血のリスクになりますし。不特定多数に対してのアドバイスの難しいところは届いて欲しい対象に届きにくいこと。
それなりにロジカルで、何でもできてしまうがゆえに、何も決められない。人生を左右する(かもしれない)就活なら尚更。そんな方には「流されること」は良いアドバイスだと思います。なので「ハイエンド向けアドバイス」でしょうか。但し普段から流されっぱなしの何も考えてない学生(本当に何も考えてない学生はいるので)にはやはり『キャリアプラン』を持とうという事が有効な場合もあるかもしれません。「肉と野菜」と同じく配分バランスですね。