2024/2/21
【詳細分析】年収が上がる「キャリアパス」の最適解
世の中には無数のキャリアパスがある。そのなかで、「より賢明な選択」とはどのようなものなのだろうか?
転職サイト「ONE CAREER PLUS」によると、転職による年収変化は大きく5つのパターンに分けられるという。
以下、それぞれのパターンについて詳しく見ながら、キャリアパスの「最適解」に近づいていこう。
INDEX
- 「年収ダウン」にも勝ち筋あり
- 「年収即アップ」の条件
- 「コンサルは安パイ」は本当か
- 拡張性で群を抜く「営業職」
- 迷ったら「成長業界の法人営業」
「年収ダウン」にも勝ち筋あり
A:「高収入から未経験転職にチャレンジ」(年収↘)
👉将来的なキャリアアップを見据えて、「修業の場」として大手からスタートアップに転職するようなパターン。
多くの場合、いったんは年収ダウンとなるが(羽振りのいいスタートアップもあるのでケースバイケース)、ストックオプション(SO)の付与などにより、長い目で見ると差分が回収できる可能性もある。
(ただし、SOを現金化できるか否かは不確定要素が多いため、基本的には経験を積むための転職先として選ぶことになる)
「例えば、総合商社の営業職にいた人が、前職で培ったジェネラリスト的な経験を活かして、スタートアップの事業開発に入ったりするようなケースが、ここに該当します。
この場合、スタートアップでとにかく売り上げを伸ばして組織を成長させたという実績をつくれば、組織の上層(CxOや執行役員など)に行くこともできるでしょう。
あるいは、その実績を武器に、大手企業の新規事業開発のような高年収のポジションを狙うこともできます。
もしくは、スタートアップで希少性の高いスキルを身につけ、スペシャリストとして独立するといった道筋も考えられるでしょう」(ONE CAREER PLUS事業部の佐賀駿一郎さん)