【データで検証】新卒コンサル、「つぶしが利く」は本当か
- 就活生の「コンサル人気」は続く
- 転職者の6割が「コンサル外」へ
- 戦略コンサルからは「企画職」が人気
- 総合コンサルからは「多様なキャリアパス」
- 30代以降は、日系大手や独立も視野
- 出口戦略があれば「とりコン」でOK
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潰しがきくかでコンサルを選んで欲しくない。クライアントに対して失礼極まりない。クライアントファーストを学ばないコンサルタントに価値はない。どの業界にいってもだ。その業界にも失礼。
ちょうど就活生のコンサル人気が爆発し始めた2018~19年頃に就活をしていました。そのときも「まずはコンサル」「とりあえずコンサル」という言葉をよく耳にしましたが、そこから数年でさらに流れは加速しているようです。今回は、結局「とりあえずコンサル」を選んだ人たちのその後ってどうなっているの?と転職事情に詳しい3名に伺いました。
結論、実際のキャリアパスを見ても、お話を聞いても「とりあえず」のその後に道を見つけ、各々ファームに残る、ファームを変える、他業界へ行く、と各々の道を選ばれている印象です。一方、いわゆる「大量採用」が始まった以降の世代の方が2-3年たって転職を始めるのはちょうど今ごろでしょうから、来年にはまた違ったトレンドが見えてくるかもしれません。
自分のキャリアは自分で築くことはとても良い心構えだと思います。ほんと時代が変わったなと感じますし、私の新卒時のときと比べると意識面が雲泥の差で素晴らしい。とても太刀打ちできないなと感じます。
他方、だからと言ってコンサルが「基礎的なビジネススキルが身につく」「つぶしが利く」と思われている事実はコンサルの地位が極めて低下していることの証左でもある気がします。
事業会社経験や事業会社を興した経験があるなら話は別ですが、厳しいことをいえば、リアルに事業に携わった経験のない人が、リアルに事業に携わっている他人に対してビジネスを助言する行為が実はどんなにおこがましい事か。これを理解して謙虚に臨んでほしいですね。
ビジネスの現実は複雑で繊細で面倒くさいです。この現実を乗り越えるからカネが儲かるのです。
知っている/知らないという情報格差だけをタネに商売せず、又、〇〇出身という背番号だけにならぬよう、頭の良さとは別に、机上の理論通りには動かない肌感覚と非合理性への理解を身に着けたビジネスパーソンを目指してください。
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