数字で会社を読む 日本ペイントホールディングス
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注目のコメント
「日系の自動車メーカーの生産ラインに常駐できる立場」は、参入障壁を乗り越えたい新興国の塗料メーカーには喉から手が出るほど欲しい“地位”だからである。との記述が興味深い。
大手塗料メーカーには、自動車の塗装全般を請負う自動車OEMという事業がある。当然、自動車メーカーの厳しい要求に応えられなければいけない。自動車OEMのトップは世界首位級のPPG、もう1社の首位級Akzoはあまり強くなく、旧DupontのAxalta、BASFなど、次いで関ペ日ぺという状況。ちなみに自動車塗装工程は、ノウハウが大量にあるエリア。機械化されている部分が多いし、溶剤など危険物質が使われているのも理由ではあるが、工場見学はもちろん、関係者にもあまり開示されていないと思う。