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ドイツは米国のスパイ活動を責めていたけど、自分もやってるじゃん!米国悪くない!日本もやらないと!…と考えたあなたは、すでにスパイのプロパガンダに乗せられているかもしれません。
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これ普通ですよ。BNDとNSA。米独の情報機関は、数年前のドイツにおける連続爆弾テロ未遂事件(文末注参照)でも見事な連携で防いだ事例があり、関係は良いはず。ただ、表だっては言わないし、各国の首脳だって「何かをやっているし、やられている」ことは認識している。

いわゆる「表」の世界にいる首脳や閣僚は、こういう事案があれば批判声明。落としどころは、情報機関同士のやり方に委ねる。ルールが違うため。

表同士で仲良くても、情報機関はお互いなにかやっている、ということが一般的。インテリジェンス活動とはそういうもの。ただ、表の世界で友好国の場合は、「やり過ぎ注意」のレベル感をわきまえた活動にするのが暗黙の了解。

あんまりおどろおどろしく報道することはいただけませんね。
スノーデン事件も変な意味で注目されすぎ。木っ端情報機関員がどこまでクリティカルな情報を持っているか・・・

そういえば、今月は佐藤勝さんの記事の掲載が予定されていますよね(講演記録?)。これを機会にNewsPicksで、日本におけるインテリジェンスに対する正しい理解を促すような流れができればと願っています。

※注:ドイツにおける連続爆弾テロ未遂事件:この事件、映画のような見事さ。テロリストが蓄積していた化学物質を徐々に無害なものとすり替え、タイミングをみてテログループを逮捕。いわゆるホームグローンテロの案件として、カウンターテロ関係者の間で大きな関心を呼んだ。(が、日本では政府関係者以外は殆ど注目せず。ISISの事件で日本のテロ脅威が上昇とか言われましたが、この事件からホームグローンは、気がつきにくくてまずいなと専門家の間では言われていました)
きのうのウォールストリートジャーナルかFTだかで大きく取り上げられていた。ま、友好国の間でもスパイってどこでもやりまくってるんやろね、という感じ。(スパイと言ってもいろいろな形と程度があるが)

情報傍受という意味では、国家が個人の通信記録や電話傍受を”安全保障上の理由”でできるようにする法律が、9.11以降動きの強まったアメリカで違憲判断が出される反面(こういうところはさすがアメリカと思う)、テロ脅威に敏感なフランスなどで、急速にインプリメンテーションされつつある。個人の権利や自由と、国家権力のせめぎあいは、日本だけでなくどこの国でも繰り返されるテーマ。

基本的に”国家権力は小さくしときたい派”なのだが、先祖代々世襲で政治権力側にいる人間が国家権力を強めたがるのはまだわかる(自分たちが行使できるのだから)。しかし別に自分が支配者でもなく、支配される側なのに、国家権力を個人の自由に優先したがる人がいわゆるネトウヨ以外でも増えているのは、ラッスンゴレライのネタで”ワケワカリマセーン!”とやりたいほど、ワケワカラン。

保守派と右派、国家主義者がこんがらがって一体化している日本だが、アメリカとかでは共和党の保守派、たとえばレーガン大統領とかは愛国主義者で有名だが、同時に政府の個人に対する介入を最小化しようと努めていた。冒頭の事例に戻るが、政府による個人への介入を、憲法に立ち返って個人の権利を守ろうとする”国としての意志”が強いのは、アメリカのアメリカたるゆえんともいえよう。

ま、つきつめれば個人主義と集団主義、ピルグリムファーザーが自由を求めて建国したという成り立ちをナショナルアイデンテティーにしたがる国と、滅私奉公を重んじる封建主義(へたしたら全体主義)の延長にある国の違いはあるのだろうが、せっかくの週末にぶつぶつ書くのも何なので、風呂入って散歩いこーっと。みなさん、よい週末を!
程度の差はあれ、あるあるなのではと。
こういう世界の中での日本の諜報/防諜能力がどうなのかが気になっていますが、きっとほんとに知る方法はないんだろな。