安倍米国演説「批判」に見る、中国の「歩み寄り」
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注目のコメント
The Starが引用されていることが妙に嬉しいですが。Bunnさんは、マレーシアのジャーナリズム界きっての外交・安全保障通。彼のコラムをフォローしていると、東南アジアからの国際情勢に対する視点が学べます。
「統一報道」の意図。同感です。とりあえず国内的には日本に関して言うことは言ったよ、となりますし。中国は確かに日本との距離を縮める方向へとシグナルを送っています。
こうした視点の記事、既存メディアはあまり書きませんね。安倍演説を冷静に評価するよりも、「色」を付けて特色を出す方に力が入りすぎているような気がします。外交問題は、国内での捉え方以上に、直接的・間接的に関係ある国の捉え方が重要。それを伺いしれて興味深かった。特に外交が、各国の内政・国民感情も含めて、微妙なバランスの上で成立しているというのが伺える。
おっしゃるとおりかと思います。
胡耀邦・中曽根外交の頃もそうだったのでしょうが、これまでも、互いに利害が一致するときには、日中間の歴史問題を中国側から積極的に顕在化させることはなかったように思います。
そして、今の局面では、恐らく日中間で争っても無益であり、むしろ中国国内の産業の高度化や、ASEANやその他新興国への影響力強化の中では、両国仲良くやったほうがお互いメリットが大きい、ということではないかな、と思います。