【熱弁】不正続発の渦中で、豊田章男が語ったこと
NewsPicks編集部
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今から十数年前、章男氏がアメリカ議会に呼ばれたテレビを見ていました。彼は心から残念に思い再起を誓う気持ちが伝わって来ました。それが他社の幹部に伝わったかどうか。今回の本当の問題は、不正を不正と思っていない人たちが結構いることだと、個人的には思っています。
やはりカリスマなんですね。アメリカ議会で証言していたのはよく覚えています。あの時は大変失礼ながら七光りの御曹司が大変だな、でも矢面に立って偉いな、と感じたのを覚えています。タダモノではないどころか、新たな世襲経営者の象徴モデルにもなりました。
トヨタの浮沈は日本政府や国そのものよりも重要かもしれないと思っています相次ぐ不正の中で行われたトヨタのビジョン説明会。豊田会長は「責任者は自分だ」と繰り返し述べました。また、こんな事を語っていました。
「自分が社長になったばかりの時、現場の情報が上がってくるまで3ヶ月のギャップがあった。ところがその後、トヨタのトップダウンはトップが現場に降りていくものになった。
私が責任者に立ったので、長期的なコミットメント=安心感みたいなものに繋がるのではないか。
なぜ今、このタイミングでビジョンなのか。トヨタが「創業の地」で行った会見をまとめました。