歴史的相場を語る上で不可欠な日米「ビジネスモデル転換」
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注目のコメント
富士フイルムとKodakに関する比較などは、そのとおりだと思う。ただ、世界は常に変化するのだから、今後も財務クッションやモデル転換のためのコスト捻出が不要かというと、常に一定必要だと思う。そのためには、根本課題である雇用流動性の向上、それに伴う新産業への人材・資本の市場メカニズムによる配分が必要だと思っている。
なお、株価に関して、日米の歴史的相場と比較して、冒頭に『いまだ2倍強にとどまっている今の水準は、せいぜい2〜3インニングにすぎないのかもしれない』とある。しかし、そもそも人口動態や成長率が違いすぎ、前提が違いすぎるものを説明なしに比較していると、自分は思う。アメリカが苦境だったとき、それは日本が今置かれてる状況と似てたんだと気付かされた。アメリカが日本から最初は価格で挑まれていたように、日本は中国や韓国から受けてる、そういう意味で歴史は繰り返す。歴史から学ぶものは多い。
"Buy and Hold"か。確かに歴史的転換点だな。非常に面白い考察。
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"しかし、今や局面は変わった。売るためではなく、持ち続けるための投資へと、投資家の行動様式が転換する必要がある。持ち続けることを考えれば、買い値がいくらかは大した問題ではない。
借金のコストはほぼゼロ、株保有のリターンは配当だけで1.7%と、大きなキャリーが取れるのであるから、もち続ければ大きく報われる可能性が極めて高いのである。必要なことはいくらで買うかではなく、今、株をもつことなのである。"