転職の「平均初年度年収」が増加。年収が高い業種、金融や保険を抑えた1位は?未経験者の平均は
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注目のコメント
IT業界の転職支援をしてきていますが、確かに年収は上昇傾向にあるのを日々感じています。
私たちは人材エージェントとして求職者に対して現年収をヒアリングしますが、サイズが大きくない企業が、ジュニア目のエンジニアに、それなりの給与を出しているケースも目立ってきて、えーこんなに出してるの!とびっくりしたり。オファー時も、カウンターオファーで他社よりも高く出してなんとか受諾してもらおうと年収を出せるギリギリライン、を頑張って出そうとする企業は多くなっているように感じます。
IT企業で、年収を「マーケットレート」より低めに抑えていると、売り手市場の中で他社に移って行ってしまうリスクが大きくなり、かつ採用でも「年収負け」してしまいオファー受諾率が下がってしまい、良いエンジニアを集められません。
年収へのプレッシャーはどのIT企業も一様にあるので、今後は利益をしっかり出しつづけられる企業でないと生き残っていけないのでしょうね。私の生業である内部統制評価(主としてJ-SOX対応)の人材は、需要が凄く少なく見えるけど、その需要に対して非常に供給が少ないので、実は狙い目な職種だと思っています。
上場企業やその子会社、またはIPO準備会社で求められるので、それなりに年収も高くなることもあると思います。
会計とITの両方の知見があり、監査というものに理解があり、そしてプロセスや組織を俯瞰した視点で物事を考えられる人であれば、内部統制評価に向いていると思います。